マイケルムーア監督の映画をDVDで観ましたが、これは面白かった。

5年位前の作品ですが、派遣切りとかで、日本でも企業のリストラが深刻化していますが、アメリカで起きている現状をマイケルムーアがドキュメンタリーにしています。

利益を追求するために、海外に工場を移転する。この行為自体は間違っていないでしょう。

と同時に雇用をどうすべきか。基本的には、もっと知的な作業を行うという事になるのでしょうが、利益の再分配とか雇用というのは、非常に難しい問題。

この作品にはGMが出てきます。ロジャーアンドミーという作品でも登場してましたが、GMは他人事じゃないでしょう。

先日、映画評論家の町山氏が取材でデトロイトを訪れた時に、現地の解雇された人たちから、日本でも、これと同じことが起こると言われたんだそうです。

昔、日本車なんて、乗れたものじゃないと思っていたアメリカ人ですが、今そんな事をいう人はいません。

今、日本でインドの車なんて・・・って思っている事が将来起きないとは限りません。

シンプレクステクノロジーの金子社長はこうも言ってました。

今の日本で強いのはユニクロとかABCマートとか、ニトリとか、薄利多売ビジネスだけど、シンプレはその対極にあると。付加価値で勝負している企業だ。価格だけで勝負している企業は、かならずもっと安い価格の会社が現れると。

もちろん、ユニクロとかは価格だけではないでしょう。品質と性能のトータルで優位性を築いているのでしょう。

しかし、この観点は忘れたくないと思います。