今日は、最近損切りした、システムDについて。

この会社もシンプレ同様のソフト会社です。
営業利益率も15%程度あり、同業他社を大きく凌いでおり、シンプレ同様主力株と考えておりました。
この会社はシンプレと異なり、配当利回り3%台、PER5倍・PBR0.5と超激安でした。

しかし、この会社は先日下方修正を発表し、2期連続の下方修正となりました。

前回下方修正の理由は、人件費の高騰により開発費が嵩んだというものでした。
そして今回が、競争激化によるパッケージ不振と開発の遅れです。

下方修正自体は一過性のものであれば別に問題視しません。
しかし、私はこれは致命的ではないかと感じ、縁切りしました。

まず人件費高騰ですが、この業界では、オフショア開発というのが1つのポイントになります。
つまり海外発注して中国などの安い人件費で開発コストを下げようというものです。

大手ベンダーは下請けに開発作業を出す場合、人件費はオフショア開発前提の費用しか出してくれません。
人件費が高騰しているという事は、このオフショア活用がうまくいってないという事になります。

もちろん、オフショアなど行わず、自社で全て賄い、それに耐えうる高品質製品を作り、それが価格転嫁できているのであれば問題ありませんが、それができていないという事。

もともとこの会社はパッケージ販売が中心の会社です。そのパッケージが売れてないという事は新たな開発を必要としている事を意味します。

パッケージが売れない→新しい製品を作らなければならない→人件費が嵩む→しかも遅れている

これは、とにかく人をかき集めた場合、品質が低下します。そういう状態になっている可能性はあります。

もちろん、新商品がなんとか間に合い、それがバカ売れし、一気に景気回復というシナリオもある訳で、そうなると完全に大底売りした事になります。

しかし、長期投資する以上、このような不安定な状態では安心して投資する事はできません。

もし、改善するような兆しでもあれば、再参戦するかも知れませんが、裏切られた気持ちの方が大きく、投資対象としては外れるかなと思います。