レコーディングを終えてレギュラーに戻った新潟長生館へ。
新潟の夜は肌寒いくらいでしたが、状況が整い、庭園ジャズライブを開催することができました。
どうやら「Under The Moon」を弾いている時に満月が顔を出してくれたようで、お客様からそのような声をたくさんかけて頂きコミュニケートする中で、私もまた初心に返るような時間でした。
聴いて下さる方にとっては日常ではなく、特別な時間。
大切に届けていけるよう、毎回臨んでいきたいです。
約4年ぶりくらいの浦和カフェトーンへ。
コロナ禍でライブをお休みされ、ライブを復活されてからは私は初めての出演でした。
浦和駅、お店までの道のり、扉を開けたカフェトーンの空間。全てが懐かしく感じるものでした。
ライブを休止されていたこの数年の間で近くなったベースゆきちゃんとのデュオ、というのもやはり時の流れを感じたり、集まって下さった皆さまは変わらず聴いて下さっている方達ばかりで、変わらないものも感じました。
そして、あたたかいカフェトーンは以前と同じ。2ステージを終えたらあっという間にあの頃に戻っているようでした。
時の流れを強く感じた日でした。
井上淑彦さんトリビュート@小岩コチ。
年に二回やらせて頂いているピアノ志宏ちゃん、チェロ真那美ちゃんとのトリオ。
始めてから何年目かになりますが、ようやく淑さんの曲が体に入ってきたような感じです。
淑さんと共演することは叶いませんでしたが、こうして淑さんの音楽に触れることができて本当にありがたく思っています。
ピアノ瀬田君との二度目のデュオ@成城学園カフェブールマン。
初回も鮮烈な印象でしたが、二度目はまたそこから広がったり、深まったり変化がありました。
瀬田君。とにかくシーンを作る、変える力が強い!
音楽はその場の空気を変えることができますが、正にそうだと思います。
私も瀬田君の音に呼応したり、しなかったり(しないことも作ること)、場の空気を目一杯感じながら音を出しました。
ブールマンあってこそのデュオの世界です。
ファツィオリジャパン15周年記念コンサート@豊洲シビックセンターホール。
ピアノ西山さんのトリオで参加させて頂きました。
ベース西嶋さんとのトリオは考えてみたら何気に初でしたね。
ここのホールはおそらく二度目なのですが、ファツィオリのピアノ、広さ、響き、ロケーション、素晴らしい空間です。
今回は生音でやらせて頂きましたが、西山さんの音が静かに美しく響いていて、隣には西嶋さんのベースの音がふくよかに鳴っていて、とても気持ちよかった。貴重な機会でした。
私達の出番は一番手でしたので、終わってからは諸先輩方の音楽をモニター越しに堪能させて頂きました。