オーガニックの野菜ってこういうこと | フランスBIOベジ生活

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オーガニックベジタリアンのフランス生活と自然派コスメやヴィーガンコスメ

オーガニック野菜を選ぶようになって気づいたことがたくさんあります。


まず一番先に驚いたのが、野菜って繊細で傷みやすいんだってこと。放っておくとすぐに腐ってしまう『生もの』なんです。

夏のバカンスが世界一長いフランス。友人が3週間ほどの旅行から帰ってくると、冷蔵庫では旅立つ前となんら変わることの無いトマト(オーガニックではない)が待っていたそうです。
これではもしかしたら売り場で売っている新鮮そうな野菜だって、採れたてかなんて分かり得ないです。

「最近の冷蔵庫ってすごいな、野菜が全然悪くならない。科学の進歩ってすごいんだな」って思ってました。たしかに冷蔵庫も進化したかもしれない。でもそれ以上に野菜そのものが進化してたなんて全く考えもしませんでした。





それから野菜の色や形にも驚きがいっぱいです。私は毎週行っているマルシェに行く時、いつもノンビオ(オーガニックではない)の売り場にある花屋さんで花を買ってからBIO(ビオ)オーガニックの売り場まで移動します。ビオのお花屋さんが無いからです。
まだまだノンビオの売り場のほうが圧倒的な規模の大きさなのでその中をずんずんと歩いて通り過ぎるわけですが、野菜が奇麗なのです。皮が張ってぷーっと弾けんばかりのパプリカははっきりと赤、緑、黄と艶々に輝きを放っているのです。傷も無いし大きい。

以前はそれが新鮮で美味しい証だって思っていました。太陽の恵みをいっぱい受けて野菜はどんどん色濃くなって美味しさが増していくんだって。でも最近ではそれが目に眩しすぎるようになりました。まるでPhotoshopで加工したようなカラフル野菜の間を通り抜けて、優しく佇むビオの野菜を見るとホッとします。
そう最初の頃はビオの野菜のあまりの地味さに「本当に新鮮なのかしら?」なんて疑っていた私です。
今ではきちんと自分の目で新鮮さを見られるようになりました。


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