震災直後の客付き
三宮で震災にあってからしばらくして、退屈が訪れる。
ブラウン管の向こうからは、タブーに触れないよう配慮した放送が続く。
金や未来への保証は無いなりに、落ち着いた状況下で、そんな空気が嫌だった。
頑張れと励まされるのにもため息が出た。
ストレス解消の場が無いのだ。
お金を使うところが無いということの、辛さを初めて知る。
日が落ちると開いている飲食店も限られる中、いくつかのパチンコ店が営業を再開する。
もっぱら通ったのは、三宮高架のWとその北側にあるI、そして板宿のT。
Wではフリッパー、IではFビーチ、Tでは平和の二回権利物(失念)をよく打った。
今とは違う状況ではあるが、どこもエグイ営業ながら、溢れかえっていました。
低割ながら、比較的稼働が良いもしくは台粗を稼いでそうなのが、短時間勝負の機械とTSの低い機械。
短縮営業では、これが嵌るのではと思う。
もちろん、機械情勢が違うので単純に言えないが、花札低ベース・Sブン回しなんかは結果がでそう。
あと、モーニングの使い方も活用できると思う。(潜伏・高確)
また原点回帰で交換営業もありと思う。
暇を持て余して通ったが、一心不乱に盤面を眺めるお客さんは、何かを忘れたくて打っているようにも見えた。
実際の私がそうだったから、解る。
負けると思っていても、何も考えたくなくて遊技台と向き合う。
ひとつアイディアを。
一般景品交換専用コーナーなんか面白いのでは?
日用品を取り揃え、この時こそ還元営業に徹する。
銭金抜きでも、何かあったかい物に触れたら、お客さんは少し元気になると思う。
等価じゃない弱小店こそ喜んでもらうチャンスですよ。
こんな時こそ、知恵を絞って喜ばせて下さい。