独自化の鍵
最近低玉営業の差別化というテーマに触れる機会が多いです。
私自身、一昨年に来年(昨年ですね)の低玉市場は、高価へのシフト・新台投入合戦→消耗戦→市場の停滞→ガラパゴス化といった内容でのレポートを作成しておりました。
ですから、環境を整えることに全力を注ぎましょうという話をメインに、独自化の道を探り、チャレンジするとういのが、昨年の基本的な方向性でした。
ところで差別化という言葉をよく耳にしますが、たやすく出来ないのが差別化。
イベントを例に取ると、オリジナリティ溢れるイベントというのは、差別化というより独自化で、成功するケースがあります。
他店と違うだけでは、結果は出ないとうことですね。
施策・イベントにおいて、強い店舗というのは、営業力がある→ノウハウがあると形容されます。
では、差別化と独自化の違いの鍵はどこにあるのか?
私自身の経験でお話すれば、PDCAサイクルで言うCAに違いがあるように思います。
施策成功の第一歩は、ターゲットの選定とそこにマッチしたものであるかが、大きな要素を占めます。
この時点で、選択に掛け違いがあると差別化も独自化もありません。
ニーズを取りに行く施策では、この掛け違いは比較的少ないのですが、ウォンツを取りにいく施策には、惨敗がある場合が多い。
昨年、私は本年勝ち残るためのキーワードのひとつに、価値観の創造を挙げさせていただきました。
これは、ウォンツにフォーカスしましょう、チャレンジして行きましょうという事なのですが、独自化として成功する店舗は、ここに対する視点・パワー・スピードが違います。
またある種市場を創造する訳ですから、根気のいる作業も伴います。
成功するための独自化(先に挙げたCA)とは、芳しくない結果に対して、すぐに一変せずに、諦めずに少しづつでも、良くしていくための努力を続けるということが挙げられます。
例えば、独自化のためのイベントを立案し、結果目標値を大きく下回った場合、素早い判断・対応が必要となります。
これは、悪いままにダラダラ続けるというのが、最悪の対応ですから、何かリカバリしないといけない訳です。
全面的に変えるのか・方向性を少し修正すのか・肉付けするのか…等多くの選択肢がある中で、その選択が大きな違いを生みます。
ここで、独自化にチャレンジすると決めたケースで、変えるということは、目の前の結果の先食いと引き換えに、独自化を放棄したということになるのです。
諦めずにすこしづつ良くしていく(この少しづつはとても重要!)過程で、結果に繋がるためには、ブレもあるのが普通で、それ故に短期決戦では結果が出辛い(判断も分かれる)ですから、腰を据えてしっかり事に当たることが、成功の鍵を握ります。
悪い結果が出た場合には、決してそのままにしない。
もちろん前提となる掛け違いがあった場合には、少しづつというのは、ただ消耗するだけになりかねず、結果疲労して撤退といった、大きな損害に繋がるケースもあるため、最初の判断は最も大切ですが。
業界が消耗戦へ向かう傾向が、鮮明になってくるであろう本年。
少しづつ独自化のための、施策を取り入れていきませんか?
生き残りの鍵に繋がる可能性が見つかるかもしれません。