複合業態にて思う
先日仕事が早く終わりましたので、随分前からチェックしていた、魚屋さんがやっている居酒屋に足を向けました。
居酒屋といっても、魚屋の店舗をそのまま立ち飲み風(一応椅子有り)にした雰囲気の店です。
魚屋さんが母体の飲食店(業態転換や名前だけってのもありますが…)では、例えば、回転寿司や産直居酒屋等がありますね。
それらと違うのは、このお店に関しては、大皿のお惣菜以外に、魚屋の売り物であるパック類をそのまま、お店でいただけるということです。
そこいらの寿司屋を上回る素材の多さです。
地域性かもと思い、帰りに近隣にあったCOOPを覗いて見るとダブルスコア以上でした。
ショーケースには、パック以外に松葉蟹やトラフグ等の高級素材以外に、イワシやサヨリ、鯵等の廉価なものも並んでおり、それも調理していただけるのです。
お総菜には魚貝の煮物メインに、子鍋やコロッケハンバーグも並べており、例えば鍋であれば、『野菜セット(200円)に、鱈と白子とつみれを』なんて注文の声が聞こえてきました。
お値段もリーズナブルで、スタッフの方も家族経営のノリでアットホーム。
その日、店内は満席でした。
私がいただいた品は…
★するめいかお造り(パックです。 半杯分位か)
★サワラ味噌漬の焼き物
★肉じゃが&スジコロッケ
★手作りハンバーグ
★もずく
★中瓶ビール・芋焼酎お湯割り各1杯
以上で2000円でした。(安い!)
素材・数・量・選択肢・価格…流行る理由は沢山あれど、スタッフの醸し出す空気感も大きな理由だと納得。
客層も40代以上ばかりですが、スタッフも若くはない。
客として入った私は、一人外食がとても多いのですが、誰とも会話しなくても寂しさを感じさせない雰囲気でした。
私は、以前からパチンコ店で年配スタッフメインでホール業務を運営し、差別化出来ないかと考えていました。
それ故、各台計数機の普及は、この点でプラス材料と思いましたが、この不況で現場は若い方でも採用し易い、売り手市場の様相。
それでも今回このお店を訪れて思ったのは、やはり年配者の持つ暖かみや親近感。
若い方の元気ある接客を否定はしませんが、年配者がメインで活躍する新時代型(旧態型でなく)のホールは、やはり有りだなぁと思いました。
それぞれの領域が高いレベルにあるので、スタッフも良く見えたという側面はあれど、言葉遣いの乱雑さもフレンドリーに思えますし、盛りつけの拙さもアットホームに思えてくるのです。
これが、企業として計算された意図的なものであるならば、捻くれて受け取られ、逆に来店動機にならないケース(私は客側としてこのタイプ)もあるので、非常に難しいと思いますが、やってみたい・見てみたいと思いました。