空の便箋 空への手紙 -6ページ目
作詞:黒崎眞弥
作曲:九条武政


人混みが蠢いて 其処

には感情も無く
嬌声 嘆声 奇声 罵
耳障りな雑音だけ

灰色の空の下澱み 昏く濁り混ざる雲に
混沌と渦巻いた白黒景
疑心暗鬼憑かれては 纏わり付いて離れずに
貪り喰らい尽す迄 軋る耳鳴りが

とおりゃんせ とおりゃんせ
歪む信号機の音が・・
とおりゃんせ とおりゃんせ
眩瞑 視界絞めつける

紫空に染まる
幾重にも織り成した岐路の何処かで
途切れ 跡切れる理想論は
脆く音を立て崩れてゆ
鳴り止まぬ不協和音

白にも戻れず黒にも染まれずな
斑模様 思考 感情 表情 景色
希望(ひかり)見い出せぬ日々の儘

疑心暗鬼憑かれては 纏わり付いて離れずに
蝕み喰らい尽す迄 頭掻き毟る

とおりゃんせ とおりゃんせ
歪む信号機の音が・・
とおりゃんせ とおりゃんせ
眩瞑 脳裏絞めつける

噎せる働哭に・・・五月雨烟る

幾重にも織り成した岐路の何処かで
途切れ 跡切れる理想論は
脆く音を立て崩れてゆ
鳴り止まぬ不協和音

黒と白のボーダーラインに囚われ
蹲り耳うぃ塞ぎ込んだ
紺碧はやがて緋に染ま

弧を描き舞う末路


作詞:黒崎 眞弥 作曲:九条 武政
編曲:九条 武政、己龍




依存、執着、異常愛 「正に――其のものでせう?」
針と絲で繋ぐ手を 縫 い 合 わ す
夢見心地 深く…甘く…接吻

絡む指先 離れゆく 温もりも――も…すべて
「繋がりは 曖昧」 で 「曖昧な口約束」
其の場凌ぎの返答に溷濁

柑橘香に混じり此れ見よがしに鼻を突く香が…
――へと手を伸ばし、掴まれど…「脆く溶け爛れタ…?」

吊されて ぶらり と ゆらりゆらァ と 廻ル
ぬらり 眩り 狂々 どろり 宵
揺れ滲む――は狭間で隠恋募
「此れ、切り…」 と 呟く 然れども断ち切れず
底冷えの敷布へ沈み込んだ
「お願い、此れ以上…惨めにさせないで」

思い出が はらり ほろり と
仄暗い部屋の片隅で膝抱え 病み病むは喪

赫黒く燃ゆ愛憎は 黄昏の逢魔が刻に
ギ チ ギ チ と 切リ憑ケル ズ タ ズ タ に
左――を 酷く熟らし焼け爛れた空へと重ねて

継ぎ接ぎの呼吸で声成らずに喉ヲ 掻 キ 毟 ル
呑込んだ錠剤の数だけ…「――の傍に居て…?」

千切れる此の想い 縺れ絡まる絲
嫉妬を灯し 心は五月雨て
滴る紅涙に――は染マラナイ…
姿見に映れば 滑稽で脆弱
其れすら知りながら 「嗚呼、其れでも…」
耳許を囁く螺旋の呪縛歌

吊されて ぶらり と ゆらりゆらァ と 廻ル
ぬらり 眩り 狂々 どろり 宵
揺れ滲む――は狭間で隠恋募

仄暗い井戸の底から
息苦しく藻掻く――を見下ろし――は嘲笑う


作詞:作曲:編曲/酒井参輝


あぁ 一面に広がった城に蝕まれ…潰された僕

「…。」

あぁ 透き通った涙だけは濁りの無いそれを克明に告げる…

何時も…何時も…遠巻きに見てた君の視線に気付いてた
何時も…何時も…その視界の果てへ逃げ惑う僕を執拗に追いかける

痛い…ただ痛い…オモイも、温もりも、その優しささえも
嫌がる僕のこの涙をどうか履き違えないで…

拒絶に気付いて
別れを受け入れて
押し付けるだけが愛じゃないでしょ…?

本当の幸せは二人で形作るモノで
君の理想は決して僕の理想じゃない…
僕の目の中から光が消えたあの日
悲痛な叫び声を上げて僕は悟った…

「戻らない蒼にサヨナラを」

鏡に映る僕にはもう汚らわしさしか見えず
綺麗な頃に想いを馳せて広げたその手は朱く染まっていた…

本当の幸せは二人で形作るモノで
君の理想は決して僕の理想じゃない…
僕の目の中から光が消えたあの日
悲痛な叫び声を上げて僕は悟った…


君の頬を伝う涙…それは僕に向けての罪悪感?
中途半端な優しさなんて要らない…
これ以上惨めな気持ちにさせないで…

朱く散った僕の一度きりの蒼は捩れた記憶の底へ堕ちた…