ユベントスは長らく獲得を熱望していたリバプールのMFエムレ・ジャン(23)の獲得で個人合意に達したようだ。9日、イタリアメディア『Rai Sport』が報じている。
このドイツ代表を巡っては、クラブとの契約が今季終了後にきれるものの、ここ数カ月にわたり契約延長の動きは全く見られず、今季でのリバプール退団が決定的であると伝えられていた。これを受けてインテルやレアル・マドリード、マンチェスター・シティなど欧州ビッグクラブが揃って興味を示していたものの、どうやらユベントスが争奪戦に終止符を打つものとみられる。
ユベントスとエムレ・ジャンは、年俸400万ユーロ+ボーナスの5年契約で合意に至った模様。また獲得時期については、これまで複数メディアが示してきた見解通り、来夏にフリーで加入する見込みだ。
パヴェル・ネドヴェド副会長が惚れ込んだ逸材の3シーズン越しの獲得実現へ大きなステップを踏んだユベントス。ただそれでもエムレ・ジャンと他クラブとの契約が可能となる来年2月まで横やりに警戒しなければならない。