悪夢
正直修羅場にも程がある。
千夏はルカと僕を見るなり言った。
リョウタン?へぇー、あんた良い根性してんじゃん。ねぇ、リョウタン。
青ざめた。正直青ざめた。
僕は苦し紛れに言った。
あー…この娘は職場の後輩で妹みたいな存在の娘なんだよ。全然そういう感情じゃないから。
すぐに反論が返ってくる。
リョウタンって妹が言うんですか?
僕が言い返そうとするとルカが先に口を開いた。
すみません…別に本当に私も兄のように慕ってただけなんです。。それにリョウさんからも千夏さんの事は聞いてましたし。
もし私がリョウさんの事好きになったとしても千夏さん綺麗すぎるから私じゃ到底敵いませんよ。
ルカはそう言うとすぐに友達の所に走って戻って行った。
残された僕に千夏の冷たい視線が突き刺さる。
だから…本当に何でも無いんだって。
こう言うしか無かったのだ。
千夏はため息をつき歩き出したので僕も着いて行こうとすると、
着いて来ないで。今日はケンカになりたくないから帰って。気持ち悪い。バイ菌。
そう言われ少しカチンと来た。
バイ菌って…そこまで言うか。
しかし反論し続けるのも拉致があかないので千夏が帰りの電車に乗り込むまでひっそり後ろに付き見送った。
千夏の乗った電車がホームを出て改札口に戻るとポロポロ涙を流しながらルカが僕の方を見ていた。
僕はルカに近付き思わず抱き締めてしまった。
ルカは耳元でささやいた。
ごめんなさい…ごめんなさい…でも…
言葉が詰まっていたのでルカにどうした?と聞くと。
……………
何か言っているのだが聞き取れない。
しかし突然ハッキリと聞こえた。
好き…大好き…ルカの所に来て…妹なんて嫌…もう妹って言わないで…
正直焦った。
千夏はルカと僕を見るなり言った。
リョウタン?へぇー、あんた良い根性してんじゃん。ねぇ、リョウタン。
青ざめた。正直青ざめた。
僕は苦し紛れに言った。
あー…この娘は職場の後輩で妹みたいな存在の娘なんだよ。全然そういう感情じゃないから。
すぐに反論が返ってくる。
リョウタンって妹が言うんですか?
僕が言い返そうとするとルカが先に口を開いた。
すみません…別に本当に私も兄のように慕ってただけなんです。。それにリョウさんからも千夏さんの事は聞いてましたし。
もし私がリョウさんの事好きになったとしても千夏さん綺麗すぎるから私じゃ到底敵いませんよ。
ルカはそう言うとすぐに友達の所に走って戻って行った。
残された僕に千夏の冷たい視線が突き刺さる。
だから…本当に何でも無いんだって。
こう言うしか無かったのだ。
千夏はため息をつき歩き出したので僕も着いて行こうとすると、
着いて来ないで。今日はケンカになりたくないから帰って。気持ち悪い。バイ菌。
そう言われ少しカチンと来た。
バイ菌って…そこまで言うか。
しかし反論し続けるのも拉致があかないので千夏が帰りの電車に乗り込むまでひっそり後ろに付き見送った。
千夏の乗った電車がホームを出て改札口に戻るとポロポロ涙を流しながらルカが僕の方を見ていた。
僕はルカに近付き思わず抱き締めてしまった。
ルカは耳元でささやいた。
ごめんなさい…ごめんなさい…でも…
言葉が詰まっていたのでルカにどうした?と聞くと。
……………
何か言っているのだが聞き取れない。
しかし突然ハッキリと聞こえた。
好き…大好き…ルカの所に来て…妹なんて嫌…もう妹って言わないで…
正直焦った。
束縛
僕の彼女の千夏は束縛の激しい女の子。
携帯メールのチェックは勿論の事パソコンのメールすらチェックしてくる。
仕事前に電話、休憩時間にメール、仕事終了と同時に電話。
それをしなければ浮気とみなされ彼女の逆鱗に触れる事になる。
若干の嫌気に襲われていたもののそれには我慢できていた。
彼女は僕の事を愛し僕も彼女を愛しているからだ。
ルカの彼氏も束縛をする。
連絡は1時間毎に、起きたら電話、寝る前も電話。
しかしルカも彼氏を愛しているので約束は守っていた。
しかし僕もルカも過剰な束縛に若干ながら嫌気がさしていた。
もちろん僕とルカが兄妹のように仲が良いことなどお互いのパートナーにとって気分が良いはずの無いことなので僕達は互いの存在を隠しながら生活していた。
ある日僕は千夏と買い物をしていた。
その日は雨が降っていたので珍しくデパートでの買い物だった。
千夏が服を見ている間僕は少し離れた所に立ち似合うか似合わないかをアドバイスする。
正直ファッションに疎い僕は退屈で仕方がない。
そして事件が起こる。
リョウタン!
その声と同時にルカが僕の腕に飛びついて来たのだった。
携帯メールのチェックは勿論の事パソコンのメールすらチェックしてくる。
仕事前に電話、休憩時間にメール、仕事終了と同時に電話。
それをしなければ浮気とみなされ彼女の逆鱗に触れる事になる。
若干の嫌気に襲われていたもののそれには我慢できていた。
彼女は僕の事を愛し僕も彼女を愛しているからだ。
ルカの彼氏も束縛をする。
連絡は1時間毎に、起きたら電話、寝る前も電話。
しかしルカも彼氏を愛しているので約束は守っていた。
しかし僕もルカも過剰な束縛に若干ながら嫌気がさしていた。
もちろん僕とルカが兄妹のように仲が良いことなどお互いのパートナーにとって気分が良いはずの無いことなので僕達は互いの存在を隠しながら生活していた。
ある日僕は千夏と買い物をしていた。
その日は雨が降っていたので珍しくデパートでの買い物だった。
千夏が服を見ている間僕は少し離れた所に立ち似合うか似合わないかをアドバイスする。
正直ファッションに疎い僕は退屈で仕方がない。
そして事件が起こる。
リョウタン!
その声と同時にルカが僕の腕に飛びついて来たのだった。
状況
ルカは少しずつ環境にも慣れてきた。
僕はルカの事を妹の様に心配し、またルカは僕の事を兄のように慕ってくれるようになった。
また周りは僕達が出来ているのでは無いかと疑い始めた。
ある日休憩室でルカの反応を伺う為先輩が僕に問いかける。
リョウって彼女と何年続いてるんだっけ?
僕には千夏という彼女が居る。
高校2年から付き合い始め5年同じ時を過ごしている。
千夏はモデルを仕事にしている飛びきりの美女で僕には勿体無いくらいだ。
もう5年になりますねぇ。
僕は先輩に言う。
ルカちゃんは付き合ってる人居るの?
今度はルカに聞く。
ルカにも俺と同じ様に1年付き合ってる彼氏がいる。
もちろん俺は知っていた。その彼氏が麻薬をやっていることもルカの10歳年上だということも。
ルカも居ますよ。彼氏。
お互い彼氏・彼女が居る。
普通に考えれば恋に落ちるなど考えられない。
皆はそこで納得する。
二人の間は本当に兄弟のようなんだと。
事実その時は僕もルカの事を妹のようにしか見ていなかった。
僕はルカの事を妹の様に心配し、またルカは僕の事を兄のように慕ってくれるようになった。
また周りは僕達が出来ているのでは無いかと疑い始めた。
ある日休憩室でルカの反応を伺う為先輩が僕に問いかける。
リョウって彼女と何年続いてるんだっけ?
僕には千夏という彼女が居る。
高校2年から付き合い始め5年同じ時を過ごしている。
千夏はモデルを仕事にしている飛びきりの美女で僕には勿体無いくらいだ。
もう5年になりますねぇ。
僕は先輩に言う。
ルカちゃんは付き合ってる人居るの?
今度はルカに聞く。
ルカにも俺と同じ様に1年付き合ってる彼氏がいる。
もちろん俺は知っていた。その彼氏が麻薬をやっていることもルカの10歳年上だということも。
ルカも居ますよ。彼氏。
お互い彼氏・彼女が居る。
普通に考えれば恋に落ちるなど考えられない。
皆はそこで納得する。
二人の間は本当に兄弟のようなんだと。
事実その時は僕もルカの事を妹のようにしか見ていなかった。
