オシムジャパンは4位・・・
日本0-0(PK5-6)韓国 (アジアカップ3位決定戦)
日本
GK 川口 DF 加地 中澤 阿部 駒野
MF 鈴木 W中村 遠藤 山岸 FW 高原
初戦のカタール戦に続いて山岸を起用。高原の1トップで韓国との戦いに臨みます。
勝てば次回大会(2011年)のシード権が与えられるだけに、負けられない戦いです。って2011年ってどんなメンバーになってるのかな?監督はベンゲルかな??
対する韓国は中盤に名古屋のキム・ジョンウ、FWに清水のチョ・ジェジンと2人のJリーガー。さらにDFに元磐田のキム・ジンギュ、MFに元東京のオ・ジェンウェンと2人の元Jリーガー。監督は大宮の監督の兄貴だし、意外に日本に縁のある選手が多いですね。
韓国はCBコンビに代表されるように五輪組が多いですね。日本はベンチに水野と伊野波がいるだけ。日本もフレッシュな選手が増えるとイイんですけどね。結局はオシムの言う古井戸の選手で落ち着いた感がありますからね。
試合が動いたのは後半。
後半11分にカン・ミンスが2枚目のイエローカードで退場。日本にとってはラッキーな面がありましたが、この判定で韓国ベンチは監督、コーチ計3人が退席!
一気に3人退席ってスゴイですね。なかなか見るコトの出来ない光景でした。
しかし、逆にこの退席が韓国に火をつけたのか韓国の猛攻を受けるコトになります。
日本は中村(憲)に代わって羽生を投入するものの、なかなかリズムは変わらず。ってか相手が1人減ったんだから2トップにして攻めにイケよ。って個人的には思ったんですけど。
結局佐藤を入れて2トップにしたのは後半33分。相手が10人になってからもう22分も過ぎた後でした。
結局、面白みの無い試合は延長戦へ。
両チームとも疲れから単純なミスの連続。レベルの低い試合が30分続きました。
まぁあの暑さで連戦ですから、仕方ないとは思います。特に日本はメンバーを変えずに戦ってますからね。試合前からこうなるコトは予想できました。疲れの無いフレッシュな選手を使っても良かった気がしますが・・・だって走るサッカーでしょ!?
そしてPK戦へ。
6人全てが決めた韓国に対して、羽生が外した日本は結局4位でこの大会を終えました。
10人相手にPK戦まで行った時点で終わってますね。
オシムはアジアカップ後に若い選手を何人か試したいようですね。
今大会は途中から出場した選手が全くと言ってイイ程、結果を残せませんでした。ベンチメンバーの底上げもこれからの課題になっていくでしょう。
今大会フル稼働ながら、目立った活躍の出来なかったSBのバックアップにはU-20W杯で結果を残した内田、安田あたりを選んでも面白いと思います。
さらに、今大会を通して個人で局面を打開できる選手が全くいなかったコトが攻撃陣の不発に繋がったと思います。サウジ戦ではマレクという個の力に完全にやられましたからね。ボールはキープ出来ても、結局点を取れないんじゃ意味が無いから。流れを変えられる、突破できる、局面の打開が出来る選手は今後不可欠でしょう。
アジアカップのメンバーでは水野に期待していたんですが、出番が少なすぎた・・・今後、ルマンの松井とかG大阪の家長とか色んな選手が見たいですね。
このアジアカップを通してオシムジャパンのベースは出来たのでしょうか?このままだとアジアでさえ戦えないコトは分かりましたね。
大会前に内容より結果とオシムは言ってましたが、その結果は出ませんでした。また今後のオシムの発言に注目したいです。