さて、パピマシェです。

早速、寸評に行きたいと思います。

まずは、恒例の咲井綾音さんから。

{7EEB69C6-84D8-4E66-885C-679480DB54EA}

{789D49EA-EA01-4036-8584-71C0FD2FEDB8}

チェキは前日のパピ☆フライのものと、今回のIdolceのものです。

というのは、寸評が2日間にまたがるから。

まずは、パピ☆フライにおける寸評。

腕の使い方が非常にきれいでした。

一つ一つの振りにおいて、肘・手首・指先の各ポイントに意識が集中していることがわかります。

大きな振り付けのとき、このポイントは、流そうと思えば流してしまえるところです。

正直、大きく、素早い動きであれば、そこまで気を配らなくても、特に問題ないように見えてしまいます。

しかしながら、ちょっと動きが止まるときに、このポイントに意識を向け、見せ方を考慮するだけで、全然違ったものに見えてきます。


……んー、ちょっと厳しい言い方をせざるを得ないですかねσ(^_^;)

周りと違って、です。


まあ、これはここまでに留めておきましょう。

ただ、綾音ちゃんは、そこまで一つ一つの動きを突き詰め、魅せ方をしっかり考えているということでしょう。

【11月18日 追記】

見直してみたら、肝心なところがごっそり抜け落ちていました((((;゚Д゚)))))))

「2日間にまたがるから」と述べておきながら、綾音ちゃんのIdolceの寸評がまるまる抜けていましたねσ(^_^;)

というわけで、その分を追記しますm(_ _)m


この日は、錦戸彩夏さんと山岡蘭さんが不在ということもあり、フォーメーションがいつもと違っていました。

その結果として、普段歌割りがない楽曲についても、歌割りがありました。

彼女の高音の響きは、立派な個性として確立していますね(^^)

他のメンバーが普段歌っているところですので、特に自己流のアレンジをしているわけではありません。

そんなところまで考える余裕はないでしょうし、バランスを考えると、正直難しいでしょう。

しかしながら、彼女ならではの透明感のある高音の響きが、彼女の存在をはっきりと際立たせています。

様々な個性が絡み合うグループにおいて、歌声についても個性を主張できるまでになってきたのですね。


もちろん、もともと歌割りがある楽曲もありましたよ(^^;;

「Rock On You」については、余裕すら感じさせますね。

客を上から見下ろし、まるで挑発するかのようです(^^;;

最近は、パピロジェのほうで、よく披露される楽曲ですが、こちらは一生懸命、というイメージを受けます。

しかしながら、綾音ちゃんを含むパピマシェが披露すると、まるで客を弄ぶかのようなイメージを受けますね。

熟成の差だなぁ、と感心しました(^^)

もちろん、パピロジェがこの方向に向かう必要があるわけではありませんよ。

個性というのは、それぞれです。

パピロジェは客とbattleする感じ、パピマシェは客を手の平の上で転がす感じ、というところですかね(^^;;


ちょっと整理しますと、今回感じたのは、綾音ちゃんの歌唱力の熟成度と、余裕ですね。

前日の細やかなところまで神経を行き届かせる、パフォーマンスへの突き詰めに加え、個性を確立しつつ、余裕を見せる。

ここまでの実力になってきたのか、と驚きを感じましたね(^^)

【ここまでが、11月18日追記分です(^^;;】


さて、続きに行きましょう。

今回、おっさんの目を惹きつけてしまう驚きを見せてくれたメンバーがいました。

日野葵さんです。

{69565EAA-F1D2-4BF7-BCEB-089E4E6A6FB5}

衣装を引っ掛けて、破れてしまったそうですσ(^_^;)


今回驚かされたのは、その表現力、存在感。

目を持っていかれましたね(^^;;

とにかく、身体全体を使った表現の弾け方に凄味を感じました。

恐い、とかではないですよ(^^;;

まるで、ピンスポが常に当たっているかの如く、目を奪われてしまうのです。


彼女には、よく見られることではありますが、今回はいつもより増して、というところです。


一つ考えられるのは、この日、錦戸彩夏さんと山岡蘭さんがいなかったこと。

彼女と話をしたところ、彼女自身としては、みんなを引っ張っていくタイプではなく、引っ張っていくメンバーに寄り添うタイプだ、とのことでした。

ちょっと違うかな、とσ(^_^;)

彼女は、オーソドックスとはちょっと違った形で表現を行い、全体でのアクセントとなるタイプではないかと考えます。

表現を抑えている、というわけではないのですが、普段、錦戸さんや山岡さんがいる時には、「寄り添う」ことが意識の中にあって、そのことが無意識に主たる立場として弾けることを抑えているのかな、と。

で、今回。

先ほど述べたとおり、錦戸さんや山岡さんがいないからといって、自分は引っ張っていくタイプではないので、自分の表現を行うしかない、と考えていたようです。

その結果、自らの思うがままに表現することとなり、彼女の独特な感性が発現した、というところでしょう。


そう言えば、一時期、表現力が弱まっていた時期がありましたね。

復帰直後のことです。

理由の一つとして、感性のブランクもあったと思います。

しかしながら、復帰したころは、中核であるという自覚の元、「寄り添う」ことに気が行き、結果として自らの独特な感性をセーブしてしまっていた、ということもあるのではないでしょうか。


さて、今後、どうしていけばいいのか。

おっさんとしては、彼女は「個」のパフォーマンスを突き詰めていけばいいと考えます。

決して、全体のバランスを完全無視して、というわけではありませんが、極端に言えば、少々壊してもいいかな、と。


彼女が「個」としてのパフォーマンスを突き詰め、それをオーソドックスなパフォーマンスを見せる他のメンバー、例えば錦戸さんと対比させることで、それぞれがより引き立つという効果が得られると考えます。


彼女、日野葵さんがファンタジスタ、そして、それをも取り込んで全体のパフォーマンスとする錦戸彩夏さんがレジスタ、というところでしょうか。


最後に、思わず撮ってしまったチェキを。

{BCFEB378-2307-41AC-B26A-81082A44A9A1}

山岡蘭さん………一部、いましたっけ?σ(^_^;)

彼女は、リベロなのかな。

最後尾で、全体を下支えすると同時に、ここぞという時には、世界観を一手に持っていきます。

そうなると、泉心和さんは、相方のセンターバックかな、と……

なんか、こんな感じで当てはめてみるのも面白いかも、ですね(^^;;


今回は、こんなところです。

では、また今度。