私は網膜剥離手術を経験し、初めてブログを書きました。

文章書くのもあまり得意では無いのですが、これから手術を受ける方の参考に少しでもなればと、あとは目を治してくれた先生に感謝の気持ちを込めて書き始めました。

さらに筆無精なので、ブログを一気に書くことは出来ずちょっと書いてはやめ、また翌日ちょっと書いてみると言った、非常に効率の悪いやり方で書いていました。

この闘病記⑧も時間をかけて少しづつ書いていて、あともうちょっとで終わると言うところまで来ていたのです。ですが。。

何気なくスマホの戻るキーを押してしまったのです。。その瞬間、今まで書いていたものが一気に消えてしまいました(T^T)

しかも2回も。。。o(T□T)o

これまでにも途中で消してしまった事が何度かあり、同じ過ちを繰り返さぬ様に気を付けていたのですが。。

あー、バカバカバカ(><*)ノ~~~~~

何日も日にちをかけて書いているので、何を書いたかあまり覚えてないし、ろくな文章ではないですが下手くそなりに懸命に書いていたので、消えてしまった時の喪失感といったら。。

もうしばらく書く気にはなりません。

もーやめた!。。(〃_ _)σ∥

しかし、しばらくするとまだ肝心の所まで書いていないと思い返し、またやり直すのでありました。

がんばりますっ!!これからもよろしくお願いいたします。m(._.)m

という事で、入院2日目、朝食後から書きます。

朝食後、歯を磨く時に恐る恐る手術した目を開けて鏡で見てみたのですが、白目の部分が真っ赤に充血していて怖くなってすぐに目を閉じてしまいました。
いかにも痛々しく、ほんの少ししか目を開けられませんでした。

何とか見えているのでとりあえず失明を防げた事に安心はしました。

しばらくベッドでゆっくりしていると、看護師さんから同じフロアーにある検査室へ行くように声をかけられました。

検査室へ行くと、広い部屋に6,7つの検査台があり、白衣を着た先生方が診察していました。

執刀してくれた先生の姿も見えます。

先生方も朝から大変ですね。

患者は年配の方が多く、20名弱の方々が検査室へと集まって来ました。

一部屋の仕切りのない空間なので他の方の診察内容が聞こえます。

その中で1人20代と思われる若者がいました。

どうやら網膜剥離で私と同じ昨日、手術をした様です。

あなたもあの拷問のような手術に耐えたんだね。辛かったよね。と私は勝手に同じ敵と戦った戦友のような気持ちで見ていました。

そんな事を考えている間に、執刀してくれた先生に名前を呼ばれました。

「昨日はありがとうございました。」と言うと「手術痛かった?」と少しニヤニヤしながら聞かれました。

年も近いせいか、かなりフレンドリーで私も少し和みました。

「死ぬほど痛かったです!!」と言いたかったところでしたが、私にはまだもう片方の目の手術が残っています。

グッと言葉を飲み込み「痛かったです。」とおとなしく言うにとどめました。

「痛かった?目見せてねぇ。」とスルー気味に愛想笑いを浮かべています。

先生ぇ~、もうちょっといたわって下さいよ~、私かなり頑張りましたよ~。

いざ診察が始まると試験結果を待つ生徒のように、良い結果でありますようにとドキドキ、祈るような気持ちでいます。

「孔ふさがってるね。大丈夫。」の先生の言葉で私は一気に体の緊張がほぐれて行きました。

良かったー。と心の中で大きく息を吐き、胸を撫で下ろしました。

「どうもありがとうございました。」と心の底からお礼を言い、ルンルン気分で病室へと戻って行きました。

やったー!!あとは回復を待つのみだー!!

ところが、ほっとしたのもつかの間、まだまだ様々な事が待ち受けているのでありました。。。

つづく~