もう緊張し過ぎてなにも思考が出来ません。
(思考出来ないのはいつもの事ですが。。。)

予定時刻より10分位過ぎ、このまま呼ばれなかったらいいなぁなんて情けない事を考えていた頃、遂にお声がかかりました(ToT)

もう放心状態でふわふわと歩いて病室の近くにある手術回復室へ案内されました。

そこからは手術用の帽子をかぶり、車椅子に乗せられもう逃げられません。ドナドナの気持ち分かるよ~(/_;)

看護師さんに押してもらい、従業員用?荷物用?のかなり大きく、銀色の無機質なエレベーターに乗せられB2階の手術室へ。

看護師さんはすぐ終わるから大丈夫!と元気付けてくれましたが、私はこれから起こる恐怖におびえるだけで終わってからの事は一切考えられませんでした。

B2に着くと、消毒してくれそうな通路(実際には何も出てこなかった。大丈夫?)を通って手術準備室へ通され看護師さん交代です。

そこで点滴、心電図、血圧計の準備をしました。

点滴ですらしたこともなくガチガチに緊張していたら、看護師さんに緊張で血管が収縮してますねと言われてしまいました。あぁ、生まれ変わったら勇敢な男に成りたいー!!(現世では無理です!断言します!(笑))

点滴ですら痛く思っていると、どうやら先生方の手術の準備が出来た様です。
遂に手術室へと運ばれて行きました。

手術室はとても広く、中央に高級マッサージチェアーのような椅子が置かれていました。
そこに座り心電図や血圧計を接続し椅子を倒されるやいなや、それでは麻酔しますねと言われました。

あっ、もうですか。ドキドキ。。どこにするのだろう?
そう思っていると、1回目は頬にしますねとの声が。
1回目と言うことは2回目もありますよね?うー。

チクッとしますよー、と言われ身構えていましたが最初チクッとしただけであとは痛くはありませんでした。

ひとまず、ふぅ(^_^;)

少したち、目の下まぶたにしますね、真っ直ぐ天井を見てて下さいとの声。

天井を見ていると針の先端が視界に入って来ました。ぎゃぁーー(心の声です。)

麻酔1本で目の下まぶた3ヶ所に素早くやってくれました。

麻酔が染み込んで目の裏を押して行く感覚は有りましたが、注射の痛みはそれほどありませんでした。

麻酔医の先生上手いなぁと感心していると、いよいよ執刀医の先生の声が聞こえました。

じゃっ、よろしくね。

つづく~