レーザー手術の痛みはその日のうちに和らぎました。
次の日(入院4日目)の朝の検査は担当医の先生ではありませんでした。
眼鏡をかけ身なりの整った真面目そうな先生です。
経過は順調とのことで、一安心です。
その時に来週には退院できるでしょうと言われたので、実はもう片方の目も網膜剥離で来週の月曜日手術すると言われた事を伝えました。
あぁ、そうなんだ。とカルテを見返し始めました。
次から次に短時間で診察するので、一人一人正確に把握するのは無理だろうなと思いました。
私は最初は、一人の先生に見てもらった方が病状も把握しているし間違いもないだろうからいいのではないかと思っていましたが、いろいろな先生に複合的な目で見てもらうのも担当の先生の思い込みや誤診を防ぐ意味でも悪くないなと思うようになりました。
40半ばの先生はカルテの写真を見て、あぁ剥離起こしてるね、と穏やかに言いました。
話しやすい先生だったので、私は、レーザーで何とかなりませんか?と聞いてみました。
先生「剥がれてるから。。。」
私「無理ですか。。手術がものすごく痛かったので。。」
先生「実は私も5年位前に網膜剥離の手術受けてるんですよ。同じバックリングで」
私「えーー!!!そうなんですかぁ」
先生「今はもちろんなんともないです。確かにもう二度と受けたくない手術ですね。」
先生は少し笑顔を浮かべながら話してくれました。
やっぱりそうですよね!!痛いですもんね!!あの痛みを分かって下さる先生がいたなんて。。
もの凄く親近感がわきました(笑)
ずっと順調に経過していましたが、変化が現れたのはその日の午後の視力検査の時でした。
経過は順調と言われたので、これから視力は上がっていく一方だろうと、何の疑いもなく思っていました。
ところが、この日の視力検査では検査台のCの字が全く見えませんでした。
あれっ、どうしてだろ??
看護師さんが手に持った紙を回転させながら、一歩づつ下がって行きます。
それは一番後ろまで下がった所まで見えました。
が、たった1日でこんなにも視力が落ちてしまったことにとてもショックを受けました。
原因はレーザーしか考えられません。
しかし、次の日の朝の診察時にも経過は良好と言われ、午後の視力検査では視力は良くなっていませんでした。
その頃から、このままこの病院で両目の手術を受けてもいいのだろうか?と言う疑問を抱くようになりました。
一番最初の診察の時に署名した、この手術はあくまで失明を防ぐためのもので、歪みや視力低下等の後遺症が起こることもありますとの文言が頭に浮かびます。
失明を防げたのは本当に良かったですが、一度回復した視力が悪くなってしまったことに残念な気持ちで一杯になりました。
目を締め付けられている違和感はまだありましたし、両目ともこの様な視力になってしまったら車の運転も出来ないし、仕事にも支障が出てしまいます。
まだ方目が残ってるうちにと転院について調べ始めました。
でもまぁ正直に言うと、一番の理由はあの手術をもう一度受ける勇気がなかったのが大きいです。
それと視力が悪くなってしまったと言うのと、入院初日に網膜剥離の手術について色々調べているときに、私が受けたバックリングの術式を否定している有名な先生の病院が気になっていたと言うのがありました。
その先生とは横浜にある深作眼科の深作先生で、海外の学会で様々な賞を受賞しておられる先生です。
バックリング式は1940年代に発見された手術で術後様々な制約(重いものを持てない、激しい運動はできない等)があります。
深作眼科では海外から最新の機械を入れていて、それで硝子体手術を行えば網膜剥離になったボクサーがまた試合に出られるまでになったとのこと。
それからどんどん深作眼科について調べて行きました。
つづきます~
次の日(入院4日目)の朝の検査は担当医の先生ではありませんでした。
眼鏡をかけ身なりの整った真面目そうな先生です。
経過は順調とのことで、一安心です。
その時に来週には退院できるでしょうと言われたので、実はもう片方の目も網膜剥離で来週の月曜日手術すると言われた事を伝えました。
あぁ、そうなんだ。とカルテを見返し始めました。
次から次に短時間で診察するので、一人一人正確に把握するのは無理だろうなと思いました。
私は最初は、一人の先生に見てもらった方が病状も把握しているし間違いもないだろうからいいのではないかと思っていましたが、いろいろな先生に複合的な目で見てもらうのも担当の先生の思い込みや誤診を防ぐ意味でも悪くないなと思うようになりました。
40半ばの先生はカルテの写真を見て、あぁ剥離起こしてるね、と穏やかに言いました。
話しやすい先生だったので、私は、レーザーで何とかなりませんか?と聞いてみました。
先生「剥がれてるから。。。」
私「無理ですか。。手術がものすごく痛かったので。。」
先生「実は私も5年位前に網膜剥離の手術受けてるんですよ。同じバックリングで」
私「えーー!!!そうなんですかぁ」
先生「今はもちろんなんともないです。確かにもう二度と受けたくない手術ですね。」
先生は少し笑顔を浮かべながら話してくれました。
やっぱりそうですよね!!痛いですもんね!!あの痛みを分かって下さる先生がいたなんて。。
もの凄く親近感がわきました(笑)
ずっと順調に経過していましたが、変化が現れたのはその日の午後の視力検査の時でした。
経過は順調と言われたので、これから視力は上がっていく一方だろうと、何の疑いもなく思っていました。
ところが、この日の視力検査では検査台のCの字が全く見えませんでした。
あれっ、どうしてだろ??
看護師さんが手に持った紙を回転させながら、一歩づつ下がって行きます。
それは一番後ろまで下がった所まで見えました。
が、たった1日でこんなにも視力が落ちてしまったことにとてもショックを受けました。
原因はレーザーしか考えられません。
しかし、次の日の朝の診察時にも経過は良好と言われ、午後の視力検査では視力は良くなっていませんでした。
その頃から、このままこの病院で両目の手術を受けてもいいのだろうか?と言う疑問を抱くようになりました。
一番最初の診察の時に署名した、この手術はあくまで失明を防ぐためのもので、歪みや視力低下等の後遺症が起こることもありますとの文言が頭に浮かびます。
失明を防げたのは本当に良かったですが、一度回復した視力が悪くなってしまったことに残念な気持ちで一杯になりました。
目を締め付けられている違和感はまだありましたし、両目ともこの様な視力になってしまったら車の運転も出来ないし、仕事にも支障が出てしまいます。
まだ方目が残ってるうちにと転院について調べ始めました。
でもまぁ正直に言うと、一番の理由はあの手術をもう一度受ける勇気がなかったのが大きいです。
それと視力が悪くなってしまったと言うのと、入院初日に網膜剥離の手術について色々調べているときに、私が受けたバックリングの術式を否定している有名な先生の病院が気になっていたと言うのがありました。
その先生とは横浜にある深作眼科の深作先生で、海外の学会で様々な賞を受賞しておられる先生です。
バックリング式は1940年代に発見された手術で術後様々な制約(重いものを持てない、激しい運動はできない等)があります。
深作眼科では海外から最新の機械を入れていて、それで硝子体手術を行えば網膜剥離になったボクサーがまた試合に出られるまでになったとのこと。
それからどんどん深作眼科について調べて行きました。
つづきます~