こんにちは!動点Pです。

また長い間更新できずにいました笑。お久しぶりです。

 

就職活動では大学生時代に力を入れたこと、いわゆるガクチカを面接ではよく聞かれます。そこでは「ブログで家庭教師募集して個人事業やってます!」と答えているので、もしかしたら企業に僕のブログが見つかってしまうと思い更新できずにいました笑。下手なことは書けないので笑。インターン友達にも何名か僕のブログバレてしまいましたし笑。

 

でももう就職活動が終わりましたので、書くことにします。

 

結論から書きますと、四大生保と三大損保から1社ずつ内定をいただくことができました!入社先は今選んでいる最中ですが、おそらく生保の方を選ぶと思います。第一志望でしたので笑。

 

先に就活の感想から書くと、楽しかった!と言うのが一番ですね。おそらく僕は運良く恵まれていたのだと思いますが、就活で辛いことはほとんどありませんでした笑。強いて言うなら吃音があるのに本当に面接に受かるのかという不安はありました。ただ、面接は単に企業のお話しするだけだと思考を変えたら、全く緊張せずに楽しくお話しできました。

 

今日はせっかくなので、僕が学んだことを書いていこうと思います!今後のアクチュアリー就活生の参考になれば幸いです。就活の始めから、どのようなポイントに注意していけば良いのかをまとめました。

 

 

 

目次

0. アクチュアリー就活の基本情報

1. 夏インターンへのエントリー

2. 夏インターンに参加

3. 秋・冬インターンへのエントリー

4. 秋・冬インターン

5. 本選考(数理試験)

6. 本選考(面接)

 

 

 

 

0. アクチュアリー就活の基本情報

 

まずはアクチュアリー就活の基本情報を押さえておきます。気になる点としては下のようなものがあるでしょうか?

 

Q. アクチュアリー就活ってどのくらい難しいの?アクチュアリーにはなれるの?

Q. 学歴ってどれくらい重要なの?やっぱり東大京大ばかりなの?

Q. アクチュアリー試験の科目は0だと内定もらえない?

Q. アクチュアリー就活では何が重要なの?

 

それぞれに答えていきます。まずアクチュアリー就活の難易度についてですが、よく言われるのはアク志望の3人に1人くらいしかアクにはなれないということです。アクチュアリーを募集している企業と一口に言っても、業界最大手から中小まで幅広くあります。そう言ってしまうと、アクチュアリーの中でも人気な企業に入るというのは非常に難易度が高く聞こえてしまうかもしれません。

 

しかし、アクチュアリー試験を受けながら就活をするような真面目に取り組んでいる学生なら、1つも内定がもらえないというのは無い気がします。あんまり良い話ではありませんが、3人を採用するために50人に内定を出す企業もあるそうです。なので必要以上に不安を感じる必要はありません。

 

以降の質問には後で詳しく説明しますが、

 

ハード面(試験の科目数、数学力)については、数理試験に突破する&試験に受かる熱量があることを見せる

 

ソフト面(コミュニケーション能力や説明力)については、総合職でも内定がもらえるような準備をする

 

というのが最も重要だと感じました。

 

 

1. 夏インターンへのエントリー

 

ここで一番重要なのは、

 

・ガクチカを自分の言葉で書けるようにする!

・面接を体感してみる!

 

です。特にガクチカについてはかなり重要です。就活の終盤では、ガクチカを使って自分がどんな人かを表現し、ガクチカから企業への熱量をアピールします。業界や企業情報がない選考の序盤でそんなことをする必要はありません。しかし、

 

300文字でわかりやすくガクチカを説明する&2分くらいでガクチカの内容と工夫した部分をわかりやすく説明する

 

と言うのは必須です。

 

肝心の通過率ですが、嫌なことに学歴によって結構変わっているイメージです。

 

東大・京大:ほぼ落ちない

その他旧帝大や早慶:平均以上の人はほぼ落ちない

それ以下:優秀な人は通る

 

ただ、企業によって違います。上で挙げた例は人気企業の場合です。

 

対策が学歴を上げるしかないのは嫌な話なので、1つ自分が有効だと思ったアドバイスをします笑。それは、

 

ガクチカに臨場感を持たせることです

 

例えば、僕は家庭教師の話をESや面接で話していました。それだとありきたりでつまらないので、「私は生徒の試行錯誤能力を上げるためにサッカーの指導法を参考にしていました」と言っていました。あ、本当に参考にしてましたよ笑。

 

こんな感じに1つフックを垂らしておけば面接官を誘導できますし、自分を表現することもできます。

 

 

2. 夏インターンに参加

 

夏インターンに参加できたとしましょう。次に大切なのは、

 

・他のインターン生と仲良くなる

・インターンの感想をしっかりメモしておく

・ワークでの振る舞いを学ぶ

 

です。1つ目については些細なことに見えて結構大事です笑。アクチュアリー就活界隈というのは非常に狭い世界でして、選考終盤になるとインターン会場にいる人はほとんど見たことある、くらいの世界です笑。その界隈の中で面接の内容などの選考情報が流れるので人脈はひじょーに大事です笑。

 

また2つ目は最終的に内定を得るために最も重要です。というのも、保険業界というのは商品での差別化が難しく、ある会社でやっていることは大抵他の会社でもやっています。インターンの内容も、生保、損保で違いはあっても、同じ業界内では大体同じです。

 

そうなると本選考で志望度を話す際には「人」が中心になります。例えば、

 

「私が〇〇生命さんを志望する理由は〇〇です。具体的には〇〇さんの〇〇という発言に魅力を感じ、このような社員さんがいる御社の元で働きたいと思っています!」

 

です。この場合、重要になってくるのは解像度がどれほどかということです。エピソードは具体的であればあるほど良く、またそのエピソードによって会社を志望する理由が自分と結びついていることを論理的に説明することが大事です。

 

僕はインターンでもメモを元に、特にどのような点が自分に刺さったのかを別でまとめていました。これはかなり良かったかなと感じています。

 

 

3. 秋・冬インターンへのエントリー

 

次に秋・冬インターンですね。ここら辺は大学の試験とアクチュアリー試験が重なり、かなり大変かもしれません笑。

 

夏に行っていない企業に、秋・冬エントリーする場合は特にいうことはありません。夏にインターンに参加し、さらに秋・冬でエントリーする場合は、夏での感想をしっかり含めたESや面接の志望動機理由を考えていきましょう。それ以上は特にありません!

 

 

4. 秋・冬インターン

 

ここから徐々に本選考の足音が聞こえてきます笑。夏インターンの多くは選考に関係あるか微妙です。中には人事の方がバインダー片手にメモを取りながら回っているインターンもあります笑。

 

しかし、多くの企業では夏インターンの評価より、秋・冬インターンや面接での評価に重きを置いている感じがします。例えば僕が内定を頂いた企業では夏インターンに参加したのですが、そこでの自分の振る舞いは結構最悪でした笑。一番パフォーマンスが悪かったです。

 

勿論企業によるとは思いますが、夏インターンの評価は面接で簡単にひっくり返せます。

 

ところが秋・冬インターンはかなり大事です。なぜかと言うと、インターンで優秀だった人だけ早期選考に案内する場合があるからです。基本的にアクチュアリー就活では早期選考でほとんどの枠を埋めて、残っていたらその後の選考で採ります。そのため早期選考に呼ばれるというのはかなり大事なんですよね。

 

ここで早期選考に呼ばれるためにも、夏のインターンでワーク中の振る舞い方を学んでみてください!

 

 

5. 本選考(数理試験)

 

とうとうやってきました本選考です。選考フローとしては、

 

数理試験→アクチュアリー社員の面接(数回)→人事社員の面接→内定

 

が多いです。面談と称した面接だったり、本当の面談があったりして、正確な回数はわかりませんが、大体3,4回です笑。ここでは数理試験について書きます。まず数理試験で重要なのは自分の志望する企業が次のどちらなのかを知っておくことです。

 

・高校数学の簡単な問題のみで足切りも緩い

・高校数学の難しい問題から大学数学が出題され結構落とす

 

アクチュアリー就活の数理試験では、ほとんど上のタイプに二分されます。正直数理試験対策をするというのはコスパが悪くオススメしません。ただ後者の企業を受ける場合、大学で習う微分方程式や極限などを軽く復習するのは良いと思います。また前者の場合は対策するまでもありません。本当に簡単です笑。

 

ここを突破できれば、最低限アクチュアリー試験に合格する素養は示せました。

 

最初の質問への回答になりますが、数理試験が突破できれば、あとは「働きながらでもアクチュアリー試験に絶対受かります!」と意思を見せることで、学歴や科目数の問題はなくなると思っています。

 

最後はコミュニケーション力と企業への志望度を見せるだけです。

 

 

6. 本選考(面接)

 

最後の内定をもらうために大事なのは僕は次の2つだと思っています。

 

・30分の面接の中で自分をフルに伝え切る

・企業への志望度を見せる

 

2つ目については夏インターンの部分で話しましたね。社員さんとのエピソードが明確であることと、それが志望理由や自分の性格とどう繋がっているかが論理的に説明できることが重要です。

 

ここでは1つ目について話します。内定をもらうためには、まず自分を知ってもらう必要があります。これはある会社の社員さんが言っていたことなのですが、「そもそも自分を見せてくれない学生は評価のしようがない」と言っていました。

 

例えば自分を見せるために、僕は次のように自己紹介していました。

 

「京都大学から参りました〇〇です。趣味はブログを書くことと、高校までサッカーをやっていたのでサッカー観戦です。あとは最近生成AIにハマりだしたのでChat gptと話すのも趣味です!」

 

趣味を話す理由はしっかりありまして、例えばブログの話をしたのは、ガクチカがブログで集客したオンライン家庭教師だからです。話が自然に進むようにしています。サッカーを入れたのは集団経験があることをアピールするためです。結構一人でするガクチカなので笑。

 

Chat gptの話をするかは企業によって変えています。例えば挑戦や新しいことに重きを置いている企業であれば、「私はアンテナを広く張ることができて、新しいことが好きです」と印象付けることができます。実際に生成AIの話から、「家庭教師でこんな感じに使うこともあるんですよね〜」と話を広げたこともありました。

 

本選考の面接は用意していない質問を必ず聞かれます。しかし、自己紹介やガクチカはほぼ必ずするので、面接官を自分が話したい方向に誘導しましょう笑。自分が話したい方向に誘導して、そこで企業と自分の共通点や志望動機を話せればかなりリアリティが出ます。まあ、面接官との相性もありますけどね笑。

 

 

長くなってしまいましたが以上です!私は数社しかエントリーしていないので、もしかしたら知識不足で間違ったことを書いたかもしれません。何か質問があればいつでも返事しますので是非コメントまで!

 

今日はこのくらいにします!見てくださった方ありがとうございました。