こんばんは!動点Pです.

明日は東京海上日動の座談会がありほんの少し緊張しています笑.参加者の定員は20人となっていますが何人くらいの方が参加されるのでしょうね.

 

個人的にはかなり早い時期の座談会に思えますし,東大京大東工大一橋大限定と母数も限定しているため10人ちょっとくらいなんじゃないかな〜と予想しています.

 

これは勝手なイメージですけど,上にあげた四大学の学生はそんな就活に向けて早くから動き出すということはしないんじゃないかな〜と思っています.早慶やマーチの方がそういう学生さんが多そうです.

 

優秀な学生ばかりだったらどうしましょう笑.そんなに込み入った話はしないと思っていますが,格の違いを見せつけられたらどうしましょう笑.

 

これは自分でも良くないことだと思っているんですけど,自己肯定感が低くなってしまったんですよね笑.少し正確ではなくて以前から低かったと思います.けれど自己肯定感が低いからこそ強がってみたり,見栄を張ったり,そんなことをしていたんだと思います.

 

最近はそういったものがなくなり,それ自体は悪いことではない気がしますが,その一方で自己肯定感が低いだけの人間になってしまったような気がします笑.就活を通じて少しは自分の自信が持てるような人間になりたいですね笑.

 

 

今日は京大理学部数学科3回生前期の時間割を紹介します!正確にいうと数学科ではなくて数学・数理解析専攻ですけど.

 

では時間割を貼ります.ばばーん

 

 

画面に映っているのはクラシスという京大の学生が使うアプリの画面です.授業に関する情報はここや他のpandaというサイトから来たりします.履修登録なんかもここから行います.

 

 

ちょっと解説をして,その後に僕のお気に入りの講義を1つ紹介します.

 

京大の理学部は2回生の終わりに系登録をして専攻を決めるわけですが,数学を専攻した学生を待ち受けるのはコアコースと呼ばれる科目です.数学には大きく分けて解析,幾何,代数という分野があります.これらの基本的な知識を学ぶための解析学1や幾何学1,代数学1という講義が存在します.上の時間割に解析学1がないのは去年取ってしまったからですね.

 

コアコースの科目は2コマ分の時間がありまして,1コマ目は講義,2コマ目は演習になっています.これは紛らわしいですが,演習の授業とは別に演義というものがあります.上の時間割だと解析学演義1がありますよね.その区別はまた後ほど解説します.

 

他にもコアコース以外に,複素関数論,計算機科学といった授業もあります.複素関数論は去年取ってしまったので上の時間割にはありませんが,計算機科学はありますよね.

 

計算機科学はそんなに多くの人が履修するわけではありませんが,コアコースと複素関数論は多くの人が取ります.加えて後で解説する演義の授業があるのでかなり忙しいです.僕は解析の演義しか取っていませんが,幾何や代数の演義までとるともっと大変です.

 

 

僕の時間割ではその他に,地球物理系の授業が2個あります.これはただ単に単位が欲しいだけです笑.僕は心配性なので...笑

そして残りの確率論,保険数学,偏微分方程式は4回生配当のものですね.

 

 

では最後に僕が特に楽しんでいる講義を1つ紹介して終わりにします.

 

僕が今期一番楽しいと思っているのは解析学演義です.これは後で解説すると先ほど書きましたよね.

 

この講義は学生が問題を解いてきて発表し,不備があれば教授が指摘するというものです笑.演習と何が違うかというと,扱う問題の難易度が相当違います.演習では大体一問当たり20分から30分で解答が作れる問題が多いです.解くだけなら10分くらいで出来るかもしれません.

 

一方演義の問題では僕の力量だと早いものでも1時間,長いと3時間くらいは使うかもしれません.研究のための粘り強い思考力を養おうという意図の講義だと思います.

 

というか,ふと今思いましたが3時間しか考えていないのはダメですね笑.もっと10時間20時間かけて難しい問題を解かないとダメな気がします.3時間程度で威張るのはダメですね,教授に怒られます笑.

 

あまり興味のない方も多い気がしますが,どんな問題が出るのか気になる方も一人くらいはいるかもしれないので一問だけ紹介します笑.あまり良くないかもしれませんが笑.

 

 

この問題は来週僕が発表する権利を得た問題です笑.演義の講義では問題を解いてきても他の人と被ってしまってじゃんけんで負けたら発表できません笑.簡単な問題をいくら解いても他の人と被って一問も発表できないこともあります笑.この問題は運良く他に解いてきた方がいなかったので権利を獲得しました笑.

 

パッとみて思うのがPolish空間ってなんだよってことですよね笑.日本語ではポーランド空間というみたいです.ポーランドの方が多く研究をしていたのですかね.

 

軽く問題について書くと,Polish空間というのは完備可分距離空間のことです.完備距離空間であることはほとんど明らかですが,可分であることを示すのが大変でした.僕が前回発表した問題は,有界閉区間上の連続関数は多項式によって一様に近似できるというBernstein多項式に関する問題でした.偶然その問題が使えそうなことに気づいたので可算稠密集合を見つけることができました.

 

(2)は連続関数のなす関数空間が無限次元であることを示唆しています.まあ,そちらの方は直感的に明らかですが笑.

 

 

少し読者の方を置いてきぼりにしてしまった感じがあるので話を戻しましょう笑.演義で扱う問題は内容的にはおそらく高度なものが多いです.後の授業で扱う概念が多いと思います.しかし問題を解くだけならこれまで習った知識で解くことができます.

 

例えば上の問題であれば,1回生の微積分学と位相空間論の知識だけで解けます.しかしそれらの授業では有名な性質くらいしか扱いません.演義の問題は流石にそれだけだと解くのは難しく,自分でしっかり勉強してうんぬん考える必要があります.

 

その過程を経ることで今まで知識だけでわかっていたものが実感となって理解が深まるんですよね.

 

 

一応来週の発表を終えたら規定の問題数は発表したので単位が来ることが確定します.新学期始まって間もないのに単位が確定するのはいいですよね笑.

 

学期始まってすぐの時はアクチュアリーの勉強や就活に専念したかったので,早めに発表を終えてずらかろうと思っていました笑.ただ思ったよりも問題を解くのは楽しく,勉強になります.気が向くまで演義も頑張ろうと思いました.

 

 

今日はこのくらいにします!見てくださった方ありがとうございました.