こんにちは!動点Pです.

また風邪を引きました笑.鼻風邪です.最近は毎週のように鼻風邪を引いています.ちょっと寒いな〜と思った次の日には大抵風邪を引いています.身体が弱すぎますね...

 

何気にブログを書くのが久しぶりになりました.特段忙しいとかそういうわけでは全くないのですが,数学をしたりゲームをしていたらブログを書くことを忘れていました.

 

 

今は関数解析の勉強をしています.関数解析とは無限次元の線形代数と言われることがあります.まだ勉強したてなのでその意味はまだよく分かりませんが,確かに無限次元のベクトル空間を扱っています.そういう意味なんですかね?もう少し深い意味がありそうですが.

 

関数解析を勉強しているのは偏微分方程式を勉強したいからですね.偏微分方程式では関数解析を道具として使うそうです.偏微分方程式は裾野が広い分野でして,そのものを数学的に研究することもできますし,物理や経済学といった分野にも応用されます.数学の中でも確率論で扱われたり,応用が本当に広いですね.最近はアクチュアリーを目指すことに戸惑いを感じていますが,金融工学にも使われるので勉強して損はなさそうです.

 

 

今読んでいるのは,SchechterのPrinciples of Functional Analysisです.ゼミの教授からもらいました.

 

https://www.google.com/url?sa=t&source=web&rct=j&opi=89978449&url=https://www.amazon.co.jp/-/en/Martin-Schechter/dp/0821828959&ved=2ahUKEwj-zvLzzayFAxWcb_UHHfGLBJQQFnoECC4QAQ&usg=AOvVaw1iycUKj0iSnbxMorkgMnzT

 

 

前に読んだ洋書もそうですが,和書よりも洋書の方が分かりやすいです.分かりやすいというと少し語弊がありますが,和書は必要な定義や条件を最初に全て決めてから諸々の定理を証明していきます.一方で洋書は,とりあえず条件を厳密に定めずに議論を進めていって,必要になったら条件を定めていきます.まだ3冊しか読んでいないので真偽は不明ですけど,関係はあるんじゃないでしょうか.

 

その分野に関する数学書を最初に読むなら洋書の方が定義や条件のモチベーションがわかるので良い気がしますね.和書を読んでいると,この条件は何のための条件なの?とかこれは何のための定義なの?みたいな疑問が浮かんできます.その辺洋書はモチベーションが分からず迷子になることがありません.

 

ただ一方で洋書のわかりにくい点もあります.条件を所々でつけていくので,何を仮定していて何を示しているのかが油断していると分からなくなります.和書は最初に全部書いてあるので定理の主張を見れば確認ができます.

 

洋書の方が気を抜くと騙されそうになりますね笑.書いてあることが本当に成り立つのか確認することはもちろん,論理構成も見ないといけません.

 

まあー,両方読むのが良いんでしょうね.和書と要所を見比べるのも良さそうですし,関数解析であれば作用素環論を専門にする人が書いたものと,微分方程式を専門にする人にものを読めば,理解は一層深まりそうです.

 

 

今日はこのくらいにします!見てくださった方ありがとうございました.