こんにちは!動点Pです。

まだ暑いですね〜。早く秋を感じたいのに全然です。


昨日から損保数理の勉強を始めました!損害保険数理の略なんですかね?


昨日勉強したのはクレームモデルについてです。クレームというのは一般的に使われる意味とは少し違って、保険事故のことをクレームというそうです。保険数学では自動車事故なんてのは正しくクレームと言います。


保険の値段を設定する際にはどのくらいの頻度で事故が起きるのか、事故が起こった際の損害はどのくらいかを考えないといけません。それらが既知の確率分布に従うと仮定して数学的に考えます。


今までとは違って本格的に保険数学をやっている感じがして楽しいです。アクチュアリーの資格を取ったら生命保険会社に就職しようかな〜と思っていましたが、損害保険はいろいろなリスクに対して保険が作れるみたいで楽しそうです。



タイトルにある大苦戦なのは自分の勉強ではなく家庭教師の方です。京大実戦模試が駿台の内部生には返されたそうです。


工学部君の成績を貰ったのですが落ち込みましたね。本人の方が落ち込んでいると思いますが。


僕の基本的なスタンスは、授業で教わったことを自分なりに色々アレンジして自学に生かしてほしいという感じです。数学そのものもそうですし、模試の結果の振り返り方などもそうです。週に一度の授業ならそうでないと伸びにくいと思ってるんですよね。だから問題そのものの解説よりも、より一般的なことを教えるように心掛けています。


それっていうのは良い方向に働く場合もある一方で生徒に任せる面が大きくなります。去年の生徒2人や今年の薬学部君なんかは考える力がよくあるので、1を教えたときに工夫して4,5にして上手くいっているように感じます。


誤解を恐れずに言えば工学部君は考える力があまりありません。本人もあんまり考える習慣はないと話していました。そうなると一般的なことばかり教えてもあまり身に付かずに終わってしまっているような気がしました。


もっと早くそのことに気づいて修正すべきだったのですが少し遅くなってしまったなと反省しています。


今後は一般的な考え方を色々いうのではなく、簡単な問題が解けるように1つ1つ個々にに扱う方針でやろうかと思います。


あとは自分にモチベーションの管理力が無いな〜と感じます。工学部君が落ち込みやすいのもありますが、それにしてももう少し前向きに勉強させてあげられるんじゃないかと思います。



なかなか難しいですね… 去年の生徒が上手くいったのは、僕がどうこうしたのではなく生徒がすごく優秀だったからなのかな〜と感じています。


ただ、工学部君は落ち込みつつも全く諦めていません。僕は自分のやりたく無いことはすぐに放り出してしまう人間なのですごく尊敬します。


今の成績だけをみると、正直京大を受験するのはあんまり勧められません。けれど本人は不器用ながらに頑張っていますし、生徒が諦めていないのに先生が諦めるのはあり得ないですよね。自分にできることを頑張ろうと思います。


今日はこのくらいにします!見てくださった方ありがとうございました。