こんにちは!動点Pです。

昨日解析学1という授業の中間試験がありました。Lebesgue積分の講義ですね。良くもなければ悪くもないといった出来でした。ちょっと出題内容が偏ってて面白い試験では無かったです。


今受験生を3人持っています。その内の1人がうまく教えられていない気がして悩んでいるんですよね〜。京大工学部志望の工学部君のことなんですけど。



正直に言ってしまうと、まずあまり出来ません。現役の時の開示も全科目点数が足りていません。特に理数系は全然です。


まぁそれは仕方のないことなのですが、漫然と勉強しているように見えてしまうのが気になるんですよね。


今週京大模試の過去問を解いてもらったところ、なんと200点中10点でした。しかも現役の時に解いた事があるものらしいんですよ。


流石に10点は低すぎますが、百歩譲ってそれは仕方がないかもしれません。思いつかなくて解けないことは僕にもあるのでそこを責めるつもりはありません。



僕が文句を言いたいのは、計算ミス、問題文の取り違えが多すぎることです。以前の演習から計算ミスは多いんです。なのに改善しようと試行錯誤しているように僕には感じられません。たらればはあまり良くありませんが、少し意識を変えれば数十点くらいはすぐに変わります。


「試験になってしまうと焦って良く分かんないことをしてしまう」と工学部君は話していて、その気持ちはわかります。まさに僕が現役の時に落ちた理由もそれが大きいですし。


ただ、家で演習をしているだけで模試よりも、ましてや本番よりも何倍楽な環境です。それでミスするなら、もはや状況と言うよりは単にミスへの意識が足りていないように僕は思ってしまいます。


それに時間を測って問題を解くとミスが増えるなら、少しでも減らせるように解決策を考えるのが勉強です。すぐに改善しないにしても、何らかの試行錯誤はして欲しいです。


工学部君が点数ほど合格に離れているとは僕は思っていません。どうしたら少しでも点数が上がるのか、もっと貪欲に、もっと深く考えて勉強をして欲しいです。



ただ工学部君は自己主張が得意な生徒ではないので、僕が思っているよりかは考えているのかもしれません。そこはもう少し見守るしかないですね。


生徒の導き方とタイトルには書きましたが、週に1回90分で人を導けたらそんな楽な話はありません。導くというよりかは寄り添って、生徒が能動的に頑張れるようになるのを待つしかないのかもしれませんね。


今日はこのくらいにします!見てくださった方ありがとうございました。