こんにちは！動点Pです．
えぇ，実は私免許合宿から逃げてきてしまいました（笑） とても最低なことをして多方面に迷惑を掛けました．あんまり他の人に話したくはないですけど，僕のブログはいつもありのままを書くと決めているので書きます（笑） 失望などはどうぞお好きにしてもらって構いません．
簡単に経緯を説明します．僕は免許合宿に行っていたんですよね．一昨日逃げてきましたが，その日は仮免の試験日でした．午前中に実技の試験があったんですよね．そこで僕は即試験中止の大ミスをしてしまって，合格発表を待たずとも不合格っていう状況になりました（笑） あとで理由は話しますけど，いろいろな理由からとても萎えてしまって，一緒に合宿に来た友達が筆記の試験を受けている間に荷物をまとめて黙って帰宅しました．途中で教習所や友達から連絡が何回も来ましたが無視して長崎から京都まで帰りました．とんでもないです．どうしてこんなとんでもないことをしたのかを考えたら自分がどういう人間なのか少しは理解できたので，それについて書こうというのが今日することです．
小さい理由としては練習の時にしたことないミスをしたからです．自動車に慣れるまでは時間がかかりましたが，それ以降は比較的上達が早かったと思います．友達から聞く感じだと，普通はコース案内や運転のアドバイスなど，そういう話を運転中にすると思います．ただ僕はコースは運転前に1回聞いたら覚えることができましたし，運転のアドバイスも最後にいくつか言われる程度でほとんどありませんでした．なので教官とはずっと雑談をしていたんですよね．本当に雑談で，歴史，政治，科学，人生についてなどそんな話をずっとしていました．それが一番楽しかったです．順調に頑張れている実感もありました．
そんな感じで進んではいましたが，本番でしたことのないミスをし，あとは普段何も言われていなかったことを試験の監督員に注意されてとても萎えてしまいました．免許が欲しいという気持ちはもともとありませんでしたし，わざわざ延泊してもう1回試験を受けるモチベは僕はありませんでした．
ただそれは取るに足らない理由です．一番大きいのは合宿っていう集団生活をしなきゃいけない環境が僕にはどうしても無理だったからだと思います．お母さんに相談したときにそう言われました．この点は行く前から少し心配でしたね．
僕は人といるのがあんまり好きではなくて，高校の時は不登校気味でしたし，部活とサークルは途中でやめていますし，来月参加する予定だった数学の合宿も先日キャンセルしました．今回も限界までため込んでしまったから連絡もなしに帰ってしまったんでしょってお母さんに言われましたね．その通りかもしれません．
勘違いしてほしくないのは僕の友達はとても良い人です．普段から気を遣ってくれますし，僕が落ちたときも励ましてくれましたし，帰るのも引き留めてくれました．僕がすべて悪いというのは当然分かって，大変なわがままなことを承知で言いますが，気を遣われているというのも僕にとってストレスだったのかもしれません．僕が帰りたいといったときに，友達には少なくとも今日はここにいてくれと頼まれました．それすら面倒になってしまって僕はそこで噓をついて友達がいない間に帰ったんです．
逃げるダサさ，友達を裏切る罪悪感，それらを大きく上回ってしまうくらいに精神的に疲れていました．正直友達に説得されても僕は残る気は全くありませんでした．途中で引き返すように言われた時も戻る気持ちは微塵も沸かなかったです．
本当にとんでもないやつですね．自分でいうのもあれですけど，メンタルが弱いとは思いません．僕みたいな環境の人が今このように生きているのが証拠です．非常に傲慢ですが普段からブログを見てくださっている方なら多少なりとも理解を示してくれると思います．その一方で周りと調和するメンタルみたいなものはあり得ないくらい弱いです．弱いならまだしも，自分の限界や無理な段階が分からないから爆発するまで我慢するというのが非常に問題です．
しかし，それを直すのは無理です．年々その傾向が強まっていて癖になっています．そうなると一番良いのはあまり人と関わらないことな気がします．そういう意味でも自分は数学者になるほか生きようがないなーと実感しましたね．数学者も人とのかかわりは大切ですが，数学ありきですし度合いで言ったらかなり少ない方だと思います．
長くなってしまったのでそろそろおしまいします．免許合宿の教官と自殺について話したことがありました．その教官は仲の良い友達が自殺をしてしまったそうです．詳しい話は省きますが，自殺をするのは残された人を表現しがたい苦悩に落としてしまうものだからすべきではないと言っていました．その話を今考えてみると，僕はたぶんその友達側の人間です．たがが免許合宿でそんな大げさなと思うかもしれませんが，免許ごときでこんな行動をとってしまうからこそ，自分のいきがいである数学で本当の意味で絶望したら黙ってどこかに消えてしまう気がしました．数学ができなければ人生が終わってしまうと思ったのが20になって初めての教訓ですね．異論を唱えたい方は沢山いると思います．ただそれくらいの思いで何かを目指せるのは幸せなことで，自分の人生だけを考えるならそれが一番かっこよいと思います．
まあ，暗い話はそれで終わりにして，ひとまずは自分の時間を満喫をして心を明るくします．
今日はこのくらいにします！見てくださった方ありがとうございました．