こんばんは!動点Pです。
今日は何故か疲れています!一応7時間は寝たので睡眠時間がめっちゃ短いというわけではないのですが、頭が重くて夕飯後に1時間半のお昼寝をしました。それでもまだ身体が重いです笑。
今日の京都はほんの少し暖かいというか、晴れていて秋の感じがしました。今まで秋って1番影薄い印象でした。今はこの季節の爽やかで、でも冬に向かう感じが好きです。昨日は満月でしたし、今日はうろこ雲が綺麗でぼーっと空を眺めていました。京大には大きいクスノキがあって、その周りが大きいベンチになってます。今日は中国語の授業の前にそこに寝っ転がって雲を見てました。乙女心は秋の空ってこういうことなのかと少し感じました笑。
今日は僕が家庭教師で教えている中学生の話をします。あんまり書いたことないですよね。その生徒さんの話というか、中学生に教えていて気づいたことですね。僕は今2人の中学生の生徒さんを教えていて、そのうちの1人は週に2回教えているので少し経験値がついてきました。
僕は前まで、数学は正しく教えれば良いとだけ思っていたんですよね。どういうことかと言うと、よく言われるようなパターン解法とは正反対に、問題を解く根本的な理由だとか、数学的な背景の説明を詳しくしようと思っていました。本質的と言うとおこがましいですが、そこら辺の高校の先生や塾の先生よりかは、より数学的にしっかりしている授業はしてると思っていました。まぁ受験生はその方針で良かったと思います。ずっと数学を教えている文学さんなんかは、初めて会った時より数学の根本を理解する力みたいなものが全然違います。多分…笑。
でも中学生はそれではダメだったんですよね。僕が1番多く教えている、中学生の女の子は通っている塾が優秀なところで、今中学2年生なのにもう高校1年生くらいの内容を扱っています。数学は段々抽象化していくものなので、高校数学は平均的な高校生が理解できるくらいの抽象度になっているんですよね。そうすると、中学生で高校数学をするというのはやはり難しいところがあるわけです。
前まではさっき書いたように、本質的に理解できればそれほど難しい話ではないと思っていたのでそのように教えていました。なんですけど、自分が中学生の時に高校数学が理解できたかと言われると、多分理解できないものも多いし、そもそも高校数学だけをやって高校数学を理解すると言うのは無理な話です。それよりもっと先の話をやって初めて理解できることも多いです。
あとは僕が自分の勉強をしていても思ったことがあって、やっぱり初めて勉強する時に全てを理解するのは無理なんですよね。それは単に数学を理解する土台が足りないのもありますが、その後の展開を知ってこそ定義や証明方法の妥当さが分かったりもします。未知のものをどうやって理解するかは大学数学を勉強する上でとても大事です。イメージを掴むのが大事な場合もあれば、単に記号操作のように考える方がうまく理解できる場合も多いです。
そうすると、数学を勉強する時の勘所みたいなのが大事かなと思ったんですよね。初めて勉強する時は、とりあえず公式を使ってみよう、次に勉強する時は少し違う見方で見てみよう、そしたら自由自在に扱ってみよう、みたいなそれぞれの段階に合った理解の目標レベルがあるなーって言う感じです。
そういうことがあって、今は取り敢えず基本的な問題を解けるようになってもらうことを意識してます。ただ、それだけだとパターンとかパズルみたいに思われてしまうので所々で、ある単元を勉強する数学的な動機だったり、発展的な話も少しすることにしています。もっともっと生徒がつまずく原因を明確にして理解力が上がるように教えたいですね。
今日はこのくらいにします!見てくださった方ありがとうございました。