こんばんは!動点Pです。
もう10月が終わってしまいます!早い早い。早いですけど受験勉強は好きではないので焦る反面、少し嬉しいです。
今日は京大の英語の行き先を考えます(笑) いつも数学のことばかり書いているので、「こいつ数学しか勉強していないんじゃないのか」と思われているかもしれません。なので珍しく英語について書きます。
京大の英語はここ数年で傾向がどんどん変わっているんですよね。直近の本試の過去問は解いていませんが、本試を参考にした模試の過去問をそこそこ解いているので、出題傾向がどんどん変化していることは知っています。簡単に説明すると、2015年くらいまでは和訳と英訳しか出題していませんでした。古い過去問は2003年まで解きましたがずっと変わっていません。文章は哲学だったり科学系の硬い文章が多いです。よく見るテーマの文章であっても主張が少し普通とは違う文章なので読んでいて楽しいです。
一方、最近では和訳が少なくなって説明問題が入っていたり、単純な穴埋めがあったりします。英訳も以前まであったような、そもそもの日本語が難しくて訳しにくい文章の英訳ではなくて、自由英作になったり、会話文の穴埋めもあります。毎年出題内容が変わっているんですよね。2021年の京大入試では以前のような難解な英文をじっくり和訳させる問題が復活したみたいなので来年どうなるかもわかりません。
ならどちらの方が相性がいいのかという問題になりますが、個人的には以前の出題に戻ってほしいです。もしかしたらすべての京大受験生がそのように感じていると思います(笑) やっぱり京大のカラーが良く出ている科目だと思うんですよね。これはいつか「東大と京大を受けて感じたこと」みたいなタイトルで書こうと思っていることですが、二つの大学の問題は結構雰囲気が異なるんですよね。勿論、受験生のレベルの高さから難しいのは東大です。なので親に京大受けたいとかいうともったいないと反対されますね…
僕は東大の問題が良問だとはあまり思いません。1990年代の数学や最近の物理はほかに見ない良問ぞろいな気がします。なんですけど東大の教養に対する姿勢とか全般的な問題の作り方がどうしても自分には合わないように感じます。実力が足らなかったのはもちろんのこと、そういう意味でも東大は合いませんでした。
話がそれました。処理能力とかパズルを解くような思考力ではなく、じっくりと学問的に考えられる問題が京大の好きなところなので、今はやりの速読なり、対話とかいうくだらない流行は無視して独自の路線を突き進んでほしいです。まともに日本語が理解できないのに外国語の速読をするべきではないし、自分の中でたくさん考えもしないで人と対話なんてしても意味ないと個人的は思っています。
話が飛躍してしまい申し訳ないです(笑) まあ、要は京大は京大らしくあってほしいなと思います。自分がとても行きたい大学なのでやはり期待はしてしまいます。
今日はこのくらいにします!見てくださった方ありがとうございました。