相互乗り入れを実施している場合,複雑な運用が発生します。
A社の車両がB社に乗り入れて運転している場合,A社はB社に車両を「貸出した」,B社はA社の車両を「借りて」営業を行っている,という考え方が発生します。
相互乗り入れの場合,もちろん逆もあるのですが,問題はその車両が走行した距離です。
車両は一定の距離または期間でメンテナンスが必要なわけで,相手の会社で走行した距離も踏まえてメンテナンスをしないといけません。
となると,乗り入れ区間の距離の違いで,貸借料の支払いが発生します。が,実際のお金のやりとりをしないようにダイヤが組まれるのが一般的です。
そんなことから発生したのがこの列車。
京急線品川駅で撮影しました。
本来なら成田スカイアクセス線を走って成田空港に行くはずが,京急線の泉岳寺止まり。
このあと,泉岳寺から西馬込に向かい,西馬込からアクセス特急 成田空港行きとなって成田空港に向かいます。
なので,ほかの路線でも,自社路線に戻らず乗り入れ先で折り返し運転している車両を見かけるかもしれません。その時には貸し借り調整をしているんだと思い出してもらえればと思います。
ちなみに,これも同じです。



