『記憶の海をわたることから(2012)』上下とも


「明るくなって、
 透明になって、
 しみこんだ光が
 内側から他の物体を照らす」
 

そのようなものを、と、ふと思う。

写真のダンスのころ、そう書いた。
春の始まる頃だった。
いま、また思う。
何回も、何年も、
そっくり同じことをとても思う。



櫻井郁也ダンスソロ・公式webサイト