「足の裏で地をさぐる。

足の裏には沢山の場所がある。

この足が立っていた沢山の場所の、

やわらかく、かたく、あつく、つめたく、いたく、ふくよかな、湿度やデコボコの、記憶。

が、足の裏に、沢山の場所をつくっている。

踏み、歩き、走った、沢山の場所の沢山の時間も。

それらすべての場所とともに

足はいまここという場所に立っていて

うまれようとしている全ての時間に

着地している」

時期はずれだが、先月末に上演したソロダンス『緑ノ声、ヲ』稽古ノートから。
リハーサル中期のもの。

__________________________
Next performance 次回公演

レッスン