1月4日は日曜だが、よし、と、ことしの仕事を始めた。3日まで、きっちり休みにしましたから。一人になって猛然とAM=三月公演の準備再開、PM=クラス構想再開、夜=雑用&書類再開、で、深夜=悪くない疲れ方&コレを書いて終業、かな。

仕事優先、正月なんてと思ったりする年もあったけれど、休んだからといって死ぬわけでもあるまい、いや、休まないほうが死んでしまうじゃん。いまさらそう思って、今年は大晦日と三が日きっちり休みにしたら、ただそれだけで、楽。すこし冴えた気分。かえって、やる気に。

大晦日から数えて三日三晩。これって、集中的に休むには長すぎも短すぎもしなくて丁度良い感じ、改めてそう思う。三日三晩あそぶ、三日三晩飲み明かす、いろいろあるが、三日三晩とは心身にとってリフレッシュの単位なんだろうな。正月三が日、そう決めてあるのが、いまさら、面白い。

三日三晩にかぎって、やりたくないことをしない、仕事と思うことはとにかく停止。事務雑事もちろん、勉強とかトレーニングも仕事感覚のものは休む、遊びはやる。考えるのだって同様。とにかくくたびれることを停止。

そのために年末はかえって忙しかったけれど、それも良し。これは年内に絶対、これは年が明けてから、と区分けしていると、仕事の感触も少し変わってくる。古い仕事、新しい仕事、いまやらねばならないこと、のびのびになってしまっていること、あえてちょっと寝かしておいてやるべきこと。

僕の場合は自由業だから何でも仕事に繋がるとは言え、さてきちんと休み、と決めればコレは仕事アレは仕事でない、と改めてピントが合ってくるのがまた面白い。わずか三日、されど三日、ちょっと霧が晴れたかな。

いまさらながら「正月」というのはよく考えられたものだなと思う。
昔の人は外出を控えてカミサマと過ごすということだったらしいけれど、
つまり休むというのはそういうことだったのだろう。空白に神は降りる。

とにかく「1年」などというものを考えて人生をサイクル化する、その最初に一回、各自の都合ではなくて、みんなパキッと休むコトにしちゃう、「一旦休止=息つぎ」から何かを始める、というのは、これはやはり知恵だな~と、いまさら思う。

さて、仕事始め、作業始め、稽古始め・・・。
からだカラにして、改めて、やります、やりましょう!!