昨日9/9の舞踏クラス。
股関節と内転筋をほぐす準備運動からスタート。
そして体幹のストレッチ、
次に、それを発展させてカラダの隅々まで大きく伸ばす運動、
また逆にギュッと凝縮して力の塊になる運動。
スラリと立てた背筋から、体を開いて大の字、
つばさ、球体、石ころ・・・。
ふたたびスラリと背筋立て・・・。
体の仕組み、動きのコツ、踊りと身体感覚についてのお話を交え、
やがて各自が自分なりの動きの発展、
そしてクラス最後には音楽の中で自由に踊って次への気持を・・・。
単純な運動でも、たっぷり丁寧にやれば、多様なエネルギーの働きがあり、精神的な作用もある。
動きを味わう楽しみ、そして、身体そのものを感覚する稽古でした。
たっぷりと充実して動けば内面も冴え、精神面でも活発になります。
活き活きしているそのとき、美しさは現れてきます。
踊りならではの心と体の循環、環境と私の溶け合い。
そんな感触を、初歩的な身体運動から体験していただきました。
思い浮かんだイメージや気分の変化を身体に反映する練習に対して、
身体運動の渦中で生まれてくる心の変化を受け止め膨らませてゆく練習とも言えます。
音楽に音そのものでしか湧き出ないものがあるように、
これはダンスならではの体験です。
踊る人も、観る人も、ああダンスだな踊りだな、と感じて止まない何か。
その面白さや感動は、やはり実際に踊りの場所に来て体をうごかしたり、公演という場に来ていただいて空間や時間を共有してもらうしかありません。
ひとつの動きを、丁寧に味わって、そこから広がる気持の変化や表出されるものを語り合う、そして少しづつ動きを発展させる作業は、あっというまに時間が流れていきました。
コツをつかめたとき、硬いと思っていたところがスッと動いたりする体験。集中した動きから得る解放感。
受講者の方々にも新鮮な驚きがあったようで、手応えのあるリアクションをいただきながら進行できました。
最後の即興練習では、和太鼓の響きを踊ったのですが、ああ、カラダで音を受け止めているな、という感触が伝わってきました。
ご自身では、いかがだったでしょうか。
前回は韓国の打楽器に身を委ね、この日は和太鼓。
インストラクションにも打楽器を使います。
身体の力がダイレクトに響く打楽器の音楽は、踊りのカラダ/器/土台をつくってゆくと思いますから、このクラスでは大事にしています。
鼓動を受け止め、躍動を解き放ち得るカラダに、まずはなりたいものです。
ほびっと村学校「舞踏クラス」、次回は9/23(火)19時からです。
初めての方は、知識や事前の準備など一切不要です。
楽に動ける服だけお持ちになって、気楽に参加してください。
詳細
__________________________________________________
STAGE INFO.
櫻井郁也ダンスソロ新作公演
『CHILD OF TREE』
世界が世界であるための脈、生命が生命であるゆえの息づき。
もう一度、そこに触れたい。バラバラになって、踊りながら・・・。
ソロダンサー・櫻井郁也の最新作。
身体の記憶と未来をめぐる、予兆と変性のダンス。ポスト3.11作品群、第11作。
10/11(土)20時、10/12(日)19時 中野・planB
公演web(詳細&チケット)
◆このblogでも、創作経過など順次UP予定。ぜひご注目ください。
股関節と内転筋をほぐす準備運動からスタート。
そして体幹のストレッチ、
次に、それを発展させてカラダの隅々まで大きく伸ばす運動、
また逆にギュッと凝縮して力の塊になる運動。
スラリと立てた背筋から、体を開いて大の字、
つばさ、球体、石ころ・・・。
ふたたびスラリと背筋立て・・・。
体の仕組み、動きのコツ、踊りと身体感覚についてのお話を交え、
やがて各自が自分なりの動きの発展、
そしてクラス最後には音楽の中で自由に踊って次への気持を・・・。
単純な運動でも、たっぷり丁寧にやれば、多様なエネルギーの働きがあり、精神的な作用もある。
動きを味わう楽しみ、そして、身体そのものを感覚する稽古でした。
たっぷりと充実して動けば内面も冴え、精神面でも活発になります。
活き活きしているそのとき、美しさは現れてきます。
踊りならではの心と体の循環、環境と私の溶け合い。
そんな感触を、初歩的な身体運動から体験していただきました。
思い浮かんだイメージや気分の変化を身体に反映する練習に対して、
身体運動の渦中で生まれてくる心の変化を受け止め膨らませてゆく練習とも言えます。
音楽に音そのものでしか湧き出ないものがあるように、
これはダンスならではの体験です。
踊る人も、観る人も、ああダンスだな踊りだな、と感じて止まない何か。
その面白さや感動は、やはり実際に踊りの場所に来て体をうごかしたり、公演という場に来ていただいて空間や時間を共有してもらうしかありません。
ひとつの動きを、丁寧に味わって、そこから広がる気持の変化や表出されるものを語り合う、そして少しづつ動きを発展させる作業は、あっというまに時間が流れていきました。
コツをつかめたとき、硬いと思っていたところがスッと動いたりする体験。集中した動きから得る解放感。
受講者の方々にも新鮮な驚きがあったようで、手応えのあるリアクションをいただきながら進行できました。
最後の即興練習では、和太鼓の響きを踊ったのですが、ああ、カラダで音を受け止めているな、という感触が伝わってきました。
ご自身では、いかがだったでしょうか。
前回は韓国の打楽器に身を委ね、この日は和太鼓。
インストラクションにも打楽器を使います。
身体の力がダイレクトに響く打楽器の音楽は、踊りのカラダ/器/土台をつくってゆくと思いますから、このクラスでは大事にしています。
鼓動を受け止め、躍動を解き放ち得るカラダに、まずはなりたいものです。
ほびっと村学校「舞踏クラス」、次回は9/23(火)19時からです。
初めての方は、知識や事前の準備など一切不要です。
楽に動ける服だけお持ちになって、気楽に参加してください。
詳細
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STAGE INFO.
櫻井郁也ダンスソロ新作公演
『CHILD OF TREE』
世界が世界であるための脈、生命が生命であるゆえの息づき。
もう一度、そこに触れたい。バラバラになって、踊りながら・・・。
ソロダンサー・櫻井郁也の最新作。
身体の記憶と未来をめぐる、予兆と変性のダンス。ポスト3.11作品群、第11作。
10/11(土)20時、10/12(日)19時 中野・planB
公演web(詳細&チケット)
◆このblogでも、創作経過など順次UP予定。ぜひご注目ください。