昨日5月28日(火)の舞踏クラス。

初めて踊るんです。という人も交えて、新鮮な空気。いい風が吹いてきたような、動きに満ちたレッスンでした。

例えばキュッと肩をすくめる~スキッと伸ばす、例えば足腰をかがめる~伸びるだけ伸ばしてみる。そんな時それぞれ
、感情はいかがか。あるいは、ハイヒール履いた足の感情とは。草履つっかけた足、裸足、足さまざま、そのときどき、どんな感情を感覚をあなたは抱くか?
クラスは、そんな対話から始まりました。

この日のテーマは、収縮と拡散。
つまり、キュッと縮む動きとファーと広がる動きを練習したのでした。

肩をほぐし、足裏を動かして血の流れを促しつつ、おしゃべり。そして本題へ。

最初はインストラクトにそって、次は短いリズムを手拍子や打楽器で感じながら、やがて、音楽の流れのなかで自由に即興的に。収縮、拡散。ちぢめる、ひろげる。肩を、胸を、背中を、手を、足を、それからそれから。

この日に踊った音楽は主に二曲。琵琶の弾き語りにて平家物語から壇ノ浦合戦。打って変わり、J-popのバラード。いずれも女性の声で。

琵琶。ビシッと切るようなバチの衝撃、ヨヨ~と響く弦の振動、肚から唸る謡いの声。畳み掛けるような展開、引き締まった響き、厳しさと儚さの交錯する平家物語のなかで、参加者もまた緊張感ある動きの展開。汗を滲ませた背中がカッコ良かったです。
そして、J-popでの軽やかなリズム、親しみある声、身近な感情が込められた歌。のびのび踊ってるなあ、と僕は思ったけれど、当事者一人一人は、これは意外とむつかしかったですね~、もっと色々工夫してみたいね、興味深いね、との事
。モチベーションを感じる反応がかえってきました。
親しみやすい歌、優しい音楽。複雑でなく、シンプルな動きで、心のなかを表してゆく。そんな事ができたいな~。なんて話しが盛り上がりました。

このクラス、次の練習は
6月11日に行います。だんだんと踊りなるもののイメージが膨らんできました。楽しみです!