週末、すべてのクラスでショーイングのフィードバックを終えました。
来週から、新しいタームに入っていき、メンバー募集も行ないます。
これから踊る曲、エクササイズの内容など、順次掲載しますね。
きょうは先日書きましたオイリュトミークラスに続き、クラスショーイングの感想を・・・。
《からだづくり:基礎クラス》
一曲に絞って、ダンスの基礎運動を稽古/発表しました。
コツコツと行なっているからだづくりのエクササイズが活きた、身体を動かす楽しさが伝わってくるダンスでした。
そして、広い空間と結びついて、自由度がでてきたため、よりのびやかで華やかな動きになったのが印象に残りました。
ふだんは録音で行ってきたメヌエット(バッハ)のダンス。ピアニストの好意で、この日はグランドピアノの生演奏で踊ることができました。
鮮明で、具体的で、気持ちの良い空気が生み出されたのは、このクラスならでは。
まずカラダから。毎週、エクササイズを柱として全身を活性化。ゆっくり、そして規則的に、淡々と稽古をこなしている人たちの、安定した身体が感じられました。
カラダを知る、カラダを感じるという意識をハッキリもつ、カラダの鼓動からダンスをいざなう。そんなレッスンテーマを一貫して続けているクラスですから、すごく切り替えが良いです。ふだんから、そう。
音楽を踊るのが楽しい。新しい曲をまた踊りたい。という意見が多いです。
つぎに踊るなら、夏になりますし、さわやかな曲で、リズムや空間の広がりを味わえる振付ができるといいかなと、思っています。楽しみにしていてください!
《コンテンポラリー+オイリュトミー:土曜レギュラークラス》
スタート間もないクラスですが、すごくいい発表を見せていただきました。
ある意味では理想的なバランスが、このクラスのショーイングでは見えました。
今回は最初の作品ということで、コンテンポラリーダンスの作品をひとつ。
エリック・サティ「ベクサシオン」です。
ゆっくりとした時の流れの中で、一人一人が心象的な動きをくりひろげ、心と体・空間と私・時間と私・私と他者・イメージと体・・・、浮かんでは消えてゆく様々な関係をダンスに表してゆく。ダンス、関係、思い、肉体、さらにさらに。
観る人の想像力もかき立てられたのではないでしょうか。
毎週のレッスンでの参加率が高く、引き続きの基礎クラスも稽古していく方が多いこのクラス。年齢も性別も偏りがないメンバー編成だけに、踊り方にも個性的です。動きの一つ一つにおいて、一人一人が自分自身と対話している。すごく意識的なダンスでした。
新タームでは、オイリュトミーの基本を学び、サウンドと身体の溶け合ってゆくプロセスや、空間と踊る、ということについて、始めてみようかなと思っています。
動きの点では、やはり自然な運動の拡大でしょうか。無理なく、たっぷりと、解放感のある動きを身につける。そこはやはり、ダンスの初歩として最も大事な体験なのではないかと思うので・・・。
さかのぼり、金。
《ダンス/舞踏クラス》
ショーイングの反省会のつもりが、メンバーはすでに「動く」体制!
部屋に入り、掃除が始まり、ウォーミングアップが勝手にスタート、ストレッチしつつクラスでしばしば話題のフランシス・ベーコン展の感想を述べる人、そこに一人また一人と駆けつけて、いつの間にかフォーサイスの動きがどうだ、土方さんのここが凄かった、こないだ踊った「春の祭典」はまだ続けたい体力もつくし、そう言えばベジャールの「春祭」を観ましたよ腕立て伏せの連続でリズムをとってたアレは凄い、どうなのよセンセイ?と、人それぞれ何だか始まっています。
踊ることが本当に好き。そんな気持が伝わってきます。
まあ、ちょっと踊って、気持ちを整えましょう。と、僕はピアノを弾き始めました。ショーイングに出た人も、出れなかった弾きも、明らかに何かが変わった。
そう思える即興ダンスが、始まりました。
こわごわ動く、という感じが、うんと減っております。
動きのイメージが出るまで、スッと立っていられる人。
きちんと失敗できる人。
小さな動きでも懸命に大切に行う人。
あっ、話し言葉でまとめる必要が無くなってきたんだな。
動くことで、動きという言葉で、一人一人が新たに進み、振り返っていけるんだな。そう思える時を、体験しました。
前向きな身体になってきております。
淡々とクラスを行ない、経験者も初心者も、ともに稽古をして学びあうクラスです。
いま、ダンスというものの不思議を、改めて感じております。
先日のショーイングで、このクラスのメンバーは「力の限り踊る」という姿を提起してくれました。一年近くかけて、ストラヴィンスキーの華やかな音とリズムに馴染む体験を積み上げた、そこから得たものは大きかったのではないでしょうか。
あの『春の祭典』もうやんないんですか?もったいないよね、やっと面白くなってきたよね。
そう言ってもらえて嬉しいです。たまに、踊りましょうかね・・・。
みなさん、楽しみながら、どんどんダンスの世界に触れてください。
いいレッスン、おもしろい振付、僕もがんばりますので!
来週から、あらためて、よろしくお願いします!
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【定期クラス2013年度受講生募集のお知らせ】
この会をきっかけに、定期クラスのメンバー募集を始めます。
ご希望の方は募集要項(クリック)をご一読の上、下記までご連絡下さい。
来週から、新しいタームに入っていき、メンバー募集も行ないます。
これから踊る曲、エクササイズの内容など、順次掲載しますね。
きょうは先日書きましたオイリュトミークラスに続き、クラスショーイングの感想を・・・。
《からだづくり:基礎クラス》
一曲に絞って、ダンスの基礎運動を稽古/発表しました。
コツコツと行なっているからだづくりのエクササイズが活きた、身体を動かす楽しさが伝わってくるダンスでした。
そして、広い空間と結びついて、自由度がでてきたため、よりのびやかで華やかな動きになったのが印象に残りました。
ふだんは録音で行ってきたメヌエット(バッハ)のダンス。ピアニストの好意で、この日はグランドピアノの生演奏で踊ることができました。
鮮明で、具体的で、気持ちの良い空気が生み出されたのは、このクラスならでは。
まずカラダから。毎週、エクササイズを柱として全身を活性化。ゆっくり、そして規則的に、淡々と稽古をこなしている人たちの、安定した身体が感じられました。
カラダを知る、カラダを感じるという意識をハッキリもつ、カラダの鼓動からダンスをいざなう。そんなレッスンテーマを一貫して続けているクラスですから、すごく切り替えが良いです。ふだんから、そう。
音楽を踊るのが楽しい。新しい曲をまた踊りたい。という意見が多いです。
つぎに踊るなら、夏になりますし、さわやかな曲で、リズムや空間の広がりを味わえる振付ができるといいかなと、思っています。楽しみにしていてください!
《コンテンポラリー+オイリュトミー:土曜レギュラークラス》
スタート間もないクラスですが、すごくいい発表を見せていただきました。
ある意味では理想的なバランスが、このクラスのショーイングでは見えました。
今回は最初の作品ということで、コンテンポラリーダンスの作品をひとつ。
エリック・サティ「ベクサシオン」です。
ゆっくりとした時の流れの中で、一人一人が心象的な動きをくりひろげ、心と体・空間と私・時間と私・私と他者・イメージと体・・・、浮かんでは消えてゆく様々な関係をダンスに表してゆく。ダンス、関係、思い、肉体、さらにさらに。
観る人の想像力もかき立てられたのではないでしょうか。
毎週のレッスンでの参加率が高く、引き続きの基礎クラスも稽古していく方が多いこのクラス。年齢も性別も偏りがないメンバー編成だけに、踊り方にも個性的です。動きの一つ一つにおいて、一人一人が自分自身と対話している。すごく意識的なダンスでした。
新タームでは、オイリュトミーの基本を学び、サウンドと身体の溶け合ってゆくプロセスや、空間と踊る、ということについて、始めてみようかなと思っています。
動きの点では、やはり自然な運動の拡大でしょうか。無理なく、たっぷりと、解放感のある動きを身につける。そこはやはり、ダンスの初歩として最も大事な体験なのではないかと思うので・・・。
さかのぼり、金。
《ダンス/舞踏クラス》
ショーイングの反省会のつもりが、メンバーはすでに「動く」体制!
部屋に入り、掃除が始まり、ウォーミングアップが勝手にスタート、ストレッチしつつクラスでしばしば話題のフランシス・ベーコン展の感想を述べる人、そこに一人また一人と駆けつけて、いつの間にかフォーサイスの動きがどうだ、土方さんのここが凄かった、こないだ踊った「春の祭典」はまだ続けたい体力もつくし、そう言えばベジャールの「春祭」を観ましたよ腕立て伏せの連続でリズムをとってたアレは凄い、どうなのよセンセイ?と、人それぞれ何だか始まっています。
踊ることが本当に好き。そんな気持が伝わってきます。
まあ、ちょっと踊って、気持ちを整えましょう。と、僕はピアノを弾き始めました。ショーイングに出た人も、出れなかった弾きも、明らかに何かが変わった。
そう思える即興ダンスが、始まりました。
こわごわ動く、という感じが、うんと減っております。
動きのイメージが出るまで、スッと立っていられる人。
きちんと失敗できる人。
小さな動きでも懸命に大切に行う人。
あっ、話し言葉でまとめる必要が無くなってきたんだな。
動くことで、動きという言葉で、一人一人が新たに進み、振り返っていけるんだな。そう思える時を、体験しました。
前向きな身体になってきております。
淡々とクラスを行ない、経験者も初心者も、ともに稽古をして学びあうクラスです。
いま、ダンスというものの不思議を、改めて感じております。
先日のショーイングで、このクラスのメンバーは「力の限り踊る」という姿を提起してくれました。一年近くかけて、ストラヴィンスキーの華やかな音とリズムに馴染む体験を積み上げた、そこから得たものは大きかったのではないでしょうか。
あの『春の祭典』もうやんないんですか?もったいないよね、やっと面白くなってきたよね。
そう言ってもらえて嬉しいです。たまに、踊りましょうかね・・・。
みなさん、楽しみながら、どんどんダンスの世界に触れてください。
いいレッスン、おもしろい振付、僕もがんばりますので!
来週から、あらためて、よろしくお願いします!
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【定期クラス2013年度受講生募集のお知らせ】
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