夏から、新潟・海外・鎌倉、と3つの委嘱公演が続けざまにあって、リハーサルや現場作業に忙しく過ごした。

大変だったが、疲れはしなかった。何時の間にそうなったのかわからないが、踊れば踊るほど、なぜかチカラが湧いてくるように感じる。
踊りなるもの、不思議なるもの。
折につけつまづきながら、まあ、続けてきて良かったなと、今になって度々思う。
持続は確かさに繋がる。
量から質は生まれる。
そんな言葉を少しだけ近しく感じる。
しかし、このごろ、もっと感じるのは、踊りの宇宙がやたら広いという感覚だ。
色に例えれば、青のように、どこまで広がるのかわからない。
動けば動くほど、動きは無限に増殖し、
ひしと止まれば、停止はどこまでも深みを増す。

次は、ずっとお世話になってきた東京のplanBという劇場から共催していただける事になり、3月末に本公演が決まった。
一連の成果を結晶させるべく、踊りこんでゆく冬になりそうだ。

さまざまな作業、さまざまな体験、さまざまな予感、さまざまな感受。
さまざま、レッスン活動にも反映させるべく、前々から考えていた新クラスをつくることを決めた。

新しい雰囲気、新しいカラダ。育てるのは創作と同じくらい楽しく、やりがいがある。

正月はさんでカリキュラムを練り、1月末の土曜日26からレッスンをオープンしたい。
時間帯は土曜13時から。いま行っている基礎クラス(15時)の前にしたい。
毎週行なう定期クラスを新設するのは久しぶりだ。
これからやってみよう、という方々と関わりながら、動きのイロハから踊りの醍醐味まで、ゆっくりと段階を踏んでみたい。
一人でも二人でも申し込みがあったら始まるので、ぜひ参加して下さい。
今週中にでも、このブログで募集詳細を発表しますので。