火星の地下に、大量の水分が閉じ込められている。というニュースを知った。
その量は「海」と呼べるほどの規模であり、古くは生命に適した環境が形成されていた可能性もあるのだと、記事にはあった。

びっくりしました。現実の世界が、いかに予想外の広がりをもっているのか。あらたまります。

それにしても、惑星の内部が海である、とはイマジネーションを刺激されます。風のない海、光のない海。それは、時に地球の火山噴火のごとく、空中に噴出され、その途端に氷となって砕け散るというのです。

発見、ということのトキメキ。
外なる世界の広がりのなかで発見する喜びが科学にあり、内なる世界の膨らみのなかで発見する喜びが芸術にはある、発見・気づき、という喜びの感情が芸術と科学には共通しているように思います。

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