「論語」に人気が集まっているという新聞記事を読んだ(10/7、毎日)。
こども論語塾、というものもあちこちにあるそうで、親子や三世代で通う方も多いそうだ。
おもしろいなと思いつつ、家にあった本を久々にめくる。
「損得ばかりで行動していると、うらまれることが多い」
「他人が自分を知ってくれないことを気にかけるより、
自分が他人を知らないことを気にかけるべし」
「古人が軽々しく語らなかったのは、実践が追いつかないことを恥じたからだ。」
「つつましくしていて失敗する人は、ほとんどいない」
なるほど、なるほど。なんだか耳の痛いようなコトバがたくさんだけれど、ちょっとばかり身に染みる。
古典は堅苦しいようで苦手と勝手に決め込んで入り込めなかったのだけれど、内容の問題じゃなくて、漢字びっしりのページに根負けしてしまうのだった。
しかし、親しみやすい現代語訳をながめると、人と人がいい関係になってゆくための知恵がびっしり。そうと思えば、たしかに今、人気が出ているというのもうなづける。いい訳文を探してみようかと思う。
また、好きな人からは、声を出して繰り返し読むと気持ちいいのだとも聴いた。その快感がやみつきになるんだそうだ。(僕が続けているオイリュトミーという踊りでも、やはり何度も何度も声に出してコトバを読んだり曲を歌ったりする。暗唱が進むと、自分の思いやら好みがとれて、すなおに他人のコトバや楽想に接してゆけるから。)
で、あそびでやってみると、「子、曰く~」と始まるリズミカルな文章が、呼吸といっしょに、音楽のビートみたいにストンとからだに入ってくる。そんな風に出来ているのだろう。まるごと飲み込んでいくようで、だんだんと興味もわいてくる感じ。もしかすると、眼で読むより、こっちのほうがいいかも。
ともかく、いいきっかけなので、ちょっと読み返してみようかと思っている
こども論語塾、というものもあちこちにあるそうで、親子や三世代で通う方も多いそうだ。
おもしろいなと思いつつ、家にあった本を久々にめくる。
「損得ばかりで行動していると、うらまれることが多い」
「他人が自分を知ってくれないことを気にかけるより、
自分が他人を知らないことを気にかけるべし」
「古人が軽々しく語らなかったのは、実践が追いつかないことを恥じたからだ。」
「つつましくしていて失敗する人は、ほとんどいない」
なるほど、なるほど。なんだか耳の痛いようなコトバがたくさんだけれど、ちょっとばかり身に染みる。
古典は堅苦しいようで苦手と勝手に決め込んで入り込めなかったのだけれど、内容の問題じゃなくて、漢字びっしりのページに根負けしてしまうのだった。
しかし、親しみやすい現代語訳をながめると、人と人がいい関係になってゆくための知恵がびっしり。そうと思えば、たしかに今、人気が出ているというのもうなづける。いい訳文を探してみようかと思う。
また、好きな人からは、声を出して繰り返し読むと気持ちいいのだとも聴いた。その快感がやみつきになるんだそうだ。(僕が続けているオイリュトミーという踊りでも、やはり何度も何度も声に出してコトバを読んだり曲を歌ったりする。暗唱が進むと、自分の思いやら好みがとれて、すなおに他人のコトバや楽想に接してゆけるから。)
で、あそびでやってみると、「子、曰く~」と始まるリズミカルな文章が、呼吸といっしょに、音楽のビートみたいにストンとからだに入ってくる。そんな風に出来ているのだろう。まるごと飲み込んでいくようで、だんだんと興味もわいてくる感じ。もしかすると、眼で読むより、こっちのほうがいいかも。
ともかく、いいきっかけなので、ちょっと読み返してみようかと思っている