御嶽から大岳の頂上へと登った。故郷の春日山原始林や熊野古道とならんで好きだ。山裾の御嶽神社、途中の滝場、山頂付近の大岳神社。これらの他にも神霊が降りるとの謂れがある奇岩や巨木が多く、清い空気に満ちる。湧き水も旨い。山頂付近は急な岩場が続き、脇を見ると転落しそうな感じがして少し怖いが、ところどころ滑落防止の鎖も打たれていて助かる。この日は雪も残っていたので、足場が滑りやすかったが、景色や空気は冴えて青々としていた。
気持ちの入れ換えをしたいとき、ちょっと山歩きをする。
ゴロゴロした石とか、小さな草花とか、いろんなものもの気配印象が、体中に入ってきて、色めき始めるし、ハッハッという吐息やらザクザク踏み出す足音が、重ったるい苦しさ悩ましさを飛び散らせてくれる。
ただ黙々と山道を登るうち、カラダやアタマの邪気が、払われるような気がしてならない。
気持ちの入れ換えをしたいとき、ちょっと山歩きをする。
ゴロゴロした石とか、小さな草花とか、いろんなものもの気配印象が、体中に入ってきて、色めき始めるし、ハッハッという吐息やらザクザク踏み出す足音が、重ったるい苦しさ悩ましさを飛び散らせてくれる。
ただ黙々と山道を登るうち、カラダやアタマの邪気が、払われるような気がしてならない。