ほびっと村学校「舞踏」クラス。
始まったばかりのクラスですが、参加者の皆さんのおかげで、とてもやりがいのある集中した稽古が展開しています。
たとえば、こんな練習がありましたっけ・・・。
___________________________
〈クラス・レジメ:第2回分より〉
息を聴く:
あなたの呼吸、それは、あなたのライフサイクルであります。そして、そのリズムが、あなたの「現在」を教えてくれるはず。まず、ご自身の呼吸音に耳を澄ましてください。次に、確かめましょう。充分に吐いているか。必要な分だけ吸っているか。吸った空気は全部還す。そして必要な分だけ吸う。食物同様、空気を食べる感覚で・・・。
背中に一枚の板を背負う:
良い姿勢とは何か、すなわち納得のいく立ち方。人間、何かを背負って生きている。それを自覚する中で、背中がしゃきっと伸びるものですね。舟が帆をはるように、戸板一枚を背負うイメージで立ってみる。肉体を、まずは人生の友として認識する。
炎を運ぶ:
掌中に炎を抱き、人さまに「上げる」。まずは消さぬよう。それが出来たなら、思いを込めてみる。
(「もらい、受け継ぐ」ことへのヒント。)
音の中に泳ぐ:
聴こえてくる音を、身振りに「あらため」、認識する。「音」はエネルギーの波。その波動を、コンナ感じデスカ?と、まずは問い返してみる。やがて対話へ。さらに、その心を、読む。(音楽とダンスすることは、海に泳ぐのと似ている。波は時に心地よく、時にすべてを呑み込んでしまう。)
カラダとの付き合い方:
身体は「自分のモノ」ではなく、もっとも近くにある他人、さらに言えばもっとも近しい自然だと、僕は思います。まずは、見つめたり、耳を澄ましたりしてください。お母さん・お父さんの思い、あなた自身の歩みが、そこに凝縮しているはず。血が通っているか、神経は活き活きしているか、筋力は生きている=活かされているか・・・。
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これらのエクササイズ・ことば、実はすべて僕の作品からの出典。
舞台で上演したり、その後もコレハと思った動きを練習するうち、皆さんにもやってもらうと楽しいんじゃないかな~と思いつつ育ててきた子どもたちです。
なので他ではやっていないと思う。
ここには練習テーマだけしか書けないけど、実践的・身体的な工夫がクラスの場に。
実際、楽しいです。独りだと見えてこないものが、皆さんと一緒にやるとふくらんでくる。
野花が美しいのは、たくさんで響き合っているから。子どもはみんなで育つから。
ところで、ふと思い出したのだけど・・・。
赤ちゃんと過ごされたことはありますか?
あの可愛い動き、よく見ると、とても力があるんです。
命がけで、眼を開き、手を開き、足を踏ん張って、母や大地天空にむしゃぶりついていく。あれこそ手本ではないか、と僕は思うんですが、いかがでしょうか。
僕自身、あなた自身、赤ちゃんだった。どこかにおぼえているかもしれないとすれば、手本は各自の内にある。少しずつ、そこに接近してみましょう。いろんな波動を分かち合いながら、一緒にハイハイするのもヨイかもしれない。
さて次の稽古、お楽しみに!
クラス予約・募集案内
始まったばかりのクラスですが、参加者の皆さんのおかげで、とてもやりがいのある集中した稽古が展開しています。
たとえば、こんな練習がありましたっけ・・・。
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〈クラス・レジメ:第2回分より〉
息を聴く:
あなたの呼吸、それは、あなたのライフサイクルであります。そして、そのリズムが、あなたの「現在」を教えてくれるはず。まず、ご自身の呼吸音に耳を澄ましてください。次に、確かめましょう。充分に吐いているか。必要な分だけ吸っているか。吸った空気は全部還す。そして必要な分だけ吸う。食物同様、空気を食べる感覚で・・・。
背中に一枚の板を背負う:
良い姿勢とは何か、すなわち納得のいく立ち方。人間、何かを背負って生きている。それを自覚する中で、背中がしゃきっと伸びるものですね。舟が帆をはるように、戸板一枚を背負うイメージで立ってみる。肉体を、まずは人生の友として認識する。
炎を運ぶ:
掌中に炎を抱き、人さまに「上げる」。まずは消さぬよう。それが出来たなら、思いを込めてみる。
(「もらい、受け継ぐ」ことへのヒント。)
音の中に泳ぐ:
聴こえてくる音を、身振りに「あらため」、認識する。「音」はエネルギーの波。その波動を、コンナ感じデスカ?と、まずは問い返してみる。やがて対話へ。さらに、その心を、読む。(音楽とダンスすることは、海に泳ぐのと似ている。波は時に心地よく、時にすべてを呑み込んでしまう。)
カラダとの付き合い方:
身体は「自分のモノ」ではなく、もっとも近くにある他人、さらに言えばもっとも近しい自然だと、僕は思います。まずは、見つめたり、耳を澄ましたりしてください。お母さん・お父さんの思い、あなた自身の歩みが、そこに凝縮しているはず。血が通っているか、神経は活き活きしているか、筋力は生きている=活かされているか・・・。
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これらのエクササイズ・ことば、実はすべて僕の作品からの出典。
舞台で上演したり、その後もコレハと思った動きを練習するうち、皆さんにもやってもらうと楽しいんじゃないかな~と思いつつ育ててきた子どもたちです。
なので他ではやっていないと思う。
ここには練習テーマだけしか書けないけど、実践的・身体的な工夫がクラスの場に。
実際、楽しいです。独りだと見えてこないものが、皆さんと一緒にやるとふくらんでくる。
野花が美しいのは、たくさんで響き合っているから。子どもはみんなで育つから。
ところで、ふと思い出したのだけど・・・。
赤ちゃんと過ごされたことはありますか?
あの可愛い動き、よく見ると、とても力があるんです。
命がけで、眼を開き、手を開き、足を踏ん張って、母や大地天空にむしゃぶりついていく。あれこそ手本ではないか、と僕は思うんですが、いかがでしょうか。
僕自身、あなた自身、赤ちゃんだった。どこかにおぼえているかもしれないとすれば、手本は各自の内にある。少しずつ、そこに接近してみましょう。いろんな波動を分かち合いながら、一緒にハイハイするのもヨイかもしれない。
さて次の稽古、お楽しみに!
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