静かな場所で、火をじっとみていると、気持ちが落ち着いてきます。
火は命に似ているからでしょうか。

自然の内にある、しなやかで規則性のない動き。
熱・色彩・形のゆらめき変化するなかで、
怒り、なぐさめ、追悼し、ほほ笑み、
様々な感情を内在させながら、
ただ、スッとそこに在る「火」。

カタチであって、カタチでない
モノであって、モノでない
静寂でありつつ、轟音であり

このような動きに同化し、ひとつになることで、
自分自身もまた、ひとつの命の火であることを受け入れる。
素直に。

そんなことが出来ればいいな、と思います。

また、それが、「舞踏」というダンスの基盤ではないか、とも・・・。

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梅の花が可愛いですね。
このところ、時々、庭に鳥が降りてきてくれます。

春のきざしが嬉しい、今日この頃。
僕のやっているダンス「舞踏」について再考を始めています。