代田橋 クラウン
京王線代田橋駅を出て、甲州街道を明大前方面に歩くと、
閑散とした和泉仲通り南商店会があります。
おそらく、かつてはもっと繫栄していたであろう商店街です。
そんな商店街に、とんかつ・カレーのクラウンがあります。
では、早速、中に入りましょう。
メニューはこんな感じです。
お父さんが料理を作り、お母さんが補助的作業です。
典型的は、お父さんとお母さんが切り盛りする食堂です。
しかも、お父さん、お母さんご高齢です。
カウンターしかないので、スタンドカレーに分類することも可能かもしれません。
しかし、カレー以外にいろいろ定食があるので、通常の定食屋に分類しましょう。
まずは、サイドメニューから、串カツ1本120円、ハムカツ1枚120円。
最初からパンチが効き安価です。
一緒の方は、とんかつ定食580円。
安い!
今から、45年前、神保町にあったいもやのとんかつ定食は確か500円か450円。
これはお値打ちですね。
私はカツカレー、800円。
これまた、お値打ち価格。
見るからに玉ねぎがシャキッとしています。
作業工程を見ていると、玉ねぎをあとから炒めカレールーにいれています。
みそ汁までついて満足いく内容です。
お父さんは、冗談などを言い、人あたりが良いです。
また、お店を見る限り、後継者らしい方は見当たりません。
絶メシのように思われます。
ここで、絶メシとは、一般に個人経営で後継者等がなく当代限りで絶えてしまう可能性が高いが、
地域で愛されているお店の絶品メシのことです。
絶メシにならないように、絶えないでほしいお店です。