八王子 南口食堂
このお店は、JR八王子駅南口から野猿街道を東京方面に歩いて4分程度の所にあります。
国鉄時代、八王子機関区があり多くの職員がいました。
国鉄職員向けの食堂がこの近辺にいくつかあったようです。
実は、八王子ラーメンの名店「タンタン」はこのお店近くで別名で食堂として営業していました。
そんな時代を色濃く感じるのがこのお店です。
なかなか渋い店構え。
早速中に入ります。
メニューはこんな感じで多くはありません。
カフェテリア方式で、例えば「ひれかつ定食」を注文するとケースから「ひれかつ」を取り出して電子レンジで温めてくれます。
また、小鉢を1つ選ぶことができます。
まずは、ビールで喉をうるおいます。
訪問は緊急事態宣言前でした。
一緒の方は肉ヤサイいため定食で小鉢ポテトサラダを選択、620円。安い。
これにご飯と味噌汁がつきます。
さらに、冷ややっこ100円を追加。
お盆が昔の給食のときのようで秀逸です。
食欲をそそるお肉の色合いです。
ビールの後にはこんなかたちでお茶が出ます。
私は肉ナスいため定食で小鉢天ぷらを選択、620円。
さらに、きんぴらごぼう80円を追加。
意外といったら失礼ではあるが、見た目以上の美味しさでした。
また、漬物も美味しく、全般的にご飯が進みました。
以下は、以前食したイナダ定食でおひたし選択、640円。
イナダの煮つけです。
さらに肉じゃが80円を選択。
12時をすぎると、常連の方でしょうかお客が次から次と着て2階に行きます。
2階席まである構造となっています。
お父さんとお母さんが切り盛りして、先代から合わせると60年近く営業しているそうです。
おかずが余るとお母さんが残りを食べることになるので、あまり作り置きしないそうです。
なお、変な電話が多いので電話はないそうです。
お父さん、お母さんこれからも頑張ってください。