蚊取り線香はなぜ渦巻き | じゅたのブログ

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夏の風物詩・蚊取り線香「金鳥の渦巻」。1902年に誕生した110年以上続く商品です。
「金鳥の夏、日本の夏」ってキャッチコピーが頭に残ってますよね。



この蚊取り線香が開発されたきっかけは、日本の稲作文化から生まれたものだそうです。
「日本は稲作が中心で水田が多く、昔から蚊の被害に悩まされていた。昔の蚊対策といえば、「蚊遣り火」といって、火鉢にヨモギの葉などをくべて、その煙で蚊を追い払っていた。
しかし、この方法だと、煙を沢山焚かなければ効果が得られず煙たいし、火鉢は危ないし、なにより夏の暑い日に火鉢を使う……など不便が多かく、全国の農家を悩ませていた。
そこに目をつけたのが、大日本除虫菊(金鳥)の創業者・上山英一郎だった。もっと手軽に蚊対策はできないかと考え始め、殺虫効果のある除虫菊の種を譲り受け、栽培し、蚊遣り火に変わる蚊対策の研究に没頭、1890年に蚊取り線香が生まれた。」



しかし、当時の線香は棒状だったため約40分しか持たず、長続きさせるために線香を長くすると折れやすくなり持ち運びに不便になるし、細いので煙が少なく、効果を得るためには、2~3本の線香を同時に焚かなければならなかったそうです。
どうにかならないかと英一郎が考えていると、妻・ユキが、渦巻型にすることを提案。うどん状に切った線香を渦巻型にすることで、蚊取り線香を太く・長くすることに成功。丈夫になり折れにくく、長時間効果を持続できるようになった。こうして、1902年に世界初の渦巻型蚊取り線香が発売されました。



消費者のニーズを長年汲み取り、時代の変化にあった進化を続けていることが、蚊取り線香のロングセラーの秘密なんですね!

こんな線香たてもオシャレですよ。



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