Victoria's | きみは月をかじってわらった

きみは月をかじってわらった

ルーシーは
おおきくくちをあけて、
たまごとミルクを
まぜたみたいな月に
いきおいよくかみついた

いえないことがある

言葉に当てはめられるのがすごく嫌なようで
すぐに逃げていっちゃう
そいつを誰かに教えられたら
すべてが見違えるんじゃないかとおもうんだけど
そうじゃないのかも

とってもつらいです
とっても
くるしいです
うそはついていないけど、
かんちがいかもしれません

べつの人がいるようです
それはきっとかんちがいです
いろんなことがわからない

未来をえらぶときだ
霧みたいにかんじる自分で
つめたいおもさの鉛の自分で
なんにせよ線をひいていかなければならない

ゆめがこわい
こわくないゆめなのに

ぜんぶわかんない
むずかしいよ
こわいしかなしいよ