ヴィンテージものだと100万近くする物まであるジーンズ。一体なぜジーンズでそこまで高価になるのでしょう…普段履いているジーンズと何が違うのか、歴史を振り返ってみましょう!
ジーンズの起源であるリーバイスは
金鉱で働く人の意見に耳を傾けテントや船の帆に使われていたキャンパス生地を用いたワークパンツを商品化したものです。
つまりジーンズは元々
作業着
だったのです。
1853年リーヴァイ・ストラウス(Levi Strauss)氏がサンフランシスコに設立した雑貨店・生地商「リーバイ・ストラウス社」に起源をもち、ジーンズを世に送り出しました。
歴史の深いリーバイスのジーンズの中でも看板モデルとされている「501」
1873年に誕生してさまざまなニーズに合わせて進化している今でも人気のモデルです。リーバイスのヴィンテージに多いのも501モデル
具体的にどこで「高価なもの」になるのかヴィンテージジーンズの一例を見てみましょう
【リーバイス・S501XX “大戦モデル”】
このジーンズは第二次世界対戦の時期に作られたジーンズでWWⅡ(World war Ⅱ)とも言われます。
第二次世界大戦下で行われた物資統制で資源の簡略化が義務づけられその影響でボタンの「数が少ない」「チェックのシャツの生地で代用したポケットの裏地」など当時のみ見られる統一性のない独特なディテールが存在していたのです。
Simplified(簡素化された)を意味する「S」の記号を追加し、1946年までこれが続きました。
つまり「この時にしか存在しないディテール」がジーンズの価値を上げるポイントなのです。
他にも501には沢山のモデルがありそれぞれ深い
歴史があります。
まさにロマンの塊!!
一度でいいから手にしてみたいですね〜