誰もいない | 3(sun)

誰もいない

なんかふと考えた。

世の中が今、自分一人になったらどうだろう。

道を歩く人もいない。
一緒に話をする人もいない。
一緒に笑ってくれる人もいない。

朝起きて、夜寝るまで、誰一人として人をみない。
自分以外は誰もいない。

野菜を育てる人もいない。
電気を供給する人もいない。
動物を殺す人もいない。
ゴミを回収する人もいない。

誰もいない。

何もない。

そうなったら自分はどうするだろう。

人がいない。争う必要もない。
地位も名誉もそこにはない。

まずは食う事。それが大事。
だけど飼われていた鳥が野生にのたれじんでしまうように、満ちあふれた生き方しか知らない。

動物はいる。基本ベジタリアンだ。
動物は殺さない。むしろ一緒にいてほしい(笑)

食べるものは野菜や果物。
それと魚。

山に入り山の幸に感謝して、海で海の幸に感謝する。

魚はもちろん生き物だけど、もともと痛点がないしコミュニケーションがとれないから食べる。
ごめんなさい。有り難う。

さあ生きていく。
何をしよう。

社会もない。
人もいない。
話しかけても返事がない。

人が生きていく為に作り上げられた世の中が良くなるようにと決められたルールは必要なくなる。
自分がルールだ。
迷惑がかかるとかなんだとかそういうことはない。

安全な寝床を確保する。
寝る。
メシ探す。
食べる。
時に踊る。
時に歌う。
動物達と戯れて、植物に話しかける。
全ての恵みに感謝して、全てのものと共存を望む。
今までの日常が非日常になって、新しい日常がそこに生まれる。

大事なものはなんだろう。自分はそこで何をする?

山に入ってテントを張る。
一人船に乗り海に出る。

世俗的なしがらみから一度離れると、もしかしたら戻った時には全部が0になってしまっているんじゃないかという感覚に陥る。
自分は今、世界に一人。

そこで生まれた幸せの価値観。
今を生きる幸せの価値観。

それは一体どこが違うんだろう。

世間を捨てた人がいる。自分の意志で孤独を望む人もいる。

一日誰とも喋らないのなら、もしかしたらそれは一人と変わらないのかもしれない。

積み重ねられた現在。
感覚だけでも0にする。

孤独に人は耐えられない。
やっぱりそこには人がいる。
一人でなんかは生きられない。

もし今この瞬間から、誰とも会わずに長い長い時間を生きて、死を迎えるとしたらどうだろう。
自分は本気で笑えるのかな?

今、そのすべてがここにある。
大事な時間は、今しかない。必要とされない人などいない。

10年間一人で生きて現れたただ一人の人間がそれまでの人生で一番嫌いな人だとしても、きっとその人愛せるでしょう。

目の前に現れる人一人一人。すれ違う人一人一人が、実は大切にしたい人だったと気付く。
目の前の人を大切にする。

自分はこの人に会えてなんて幸せなんだろう。
この人がもっともっと幸せになってくれたら嬉しいな。きっとそうなる。絶対そうなる。
いや、そうなっている。笑

そんな気持ちで全ての人と触れ合えたなら、地球にもっと笑顔が増える。

いなくなって欲しい人なんていない。
増やしたい笑顔はたくさんある。

0になる前に、自分に出来る限りの事をやってみようと思う。






ふと考えた(笑)