元の飼い主さんのところでの状況がなかなかわからないのが保護犬。


ネロの場合、紐チョークをつけるときに、無意識なのか避けてなかなか頭を通せない状態が続きました。


紐で繋がれることが嫌だったのだと思いますが、我が家に来て、紐チョークを使うのは、楽しい時だけです。

本犬もそれは分かっています。

だから、チョークをつけた途端に大喜びしてます。


そんな中、

ネロに服を着てみる?と、洋服を広げたところ、自分から頭を突っ込んできたんです。


これは、好きなんだ!

うちの子みんな着るもんね。

ママさんの作った服は、大喜びで頭突っ込んで着ます。


あまりの違いにもう、大笑いしてしまいました。


そうなると…紐チョークは?

叩かれていたか?長時間繋がれていたか?


いずれにせよ、彼にとっては厳しい状態になることのきっかけとしてインプットされてしまっていたんでしょうね。


時間がかかっても、このスイッチは楽しいためのスイッチと切り替えなくてはいけません。

だから、嫌がっても、毎日、散歩のたびに同じ紐チョークをつかいました。


ここ数日のネロは変わりました。

紐チョークを持っていくと、自分から頭を入れてくるようになりました。

もう、よけることはしません。


少しずつ、トラウマから解放されているネロでした。



写真は近所のばあばたちとのお散歩。

ばあばたちには、飛び付いたらいけないのは、理解しています。

遊んでくれそうな元気な人には、飛び付いちゃうので、

それが次の課題だねー。