ジョーズ | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

ジョーズ

84点

夏の映画の代名詞として毎年この時期に挙げられる、スティーブン・スピルバーグ監督の1975年作品。
海水浴場で体長8メートルの巨大サメが出没。警察署長、学者、猟師の3人で沖にサメ狩りに出る展開。
スピルバーグの映画の何が凄いって、むか~しの映画でも何の違和感もない特撮技術が凄い。本作は例のテーマソングと単純なストーリーで、今見ても全く退屈することのない海洋アクションが繰り広げられる。

今の映画はCGを使ってほぼ何でも映像で表現できる時代だけど、当時の映画は基本全て手作り。ミニチュアや人形、時には本物の爆薬を使ったリアルな撮影は見ごたえたっぷり。これどうやって撮ったんだろう?って想像するのも楽しかった。
いっそ今でもたまには「CG禁止」の縛りを設けて、昔ながらの手法で手作り映画も撮って欲しい。


監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:ロイ・シャイダー、ロバート・ショウ、リチャード・ドレイファス、ロレイン・ゲイリー
1975年  124分
原題:Jaws