パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊 | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊

56点

前作から6年ぶりに作られたシリーズ5作目。
そもそも最初の3部作で完結と思っていたこのシリーズ、ここに来てさらに2作公開され、ストーリーもだいぶ混乱してきてる人も多いのでは。
今回はウィル・ターナーとエリザベスの息子が登場。新たな若いヒロインも出てきて新展開・・・と思うと逆に辟易したり。
ストーリーはそこそこ深みがあり、見ごたえは十分。しかしまた数年たったあと続編を作られると、丸々内容を忘れてしまいそうなめんどくささがある。
新キャラを演じるブレントン・スウェイツとカヤ・スコデラリオはいかにも魅力を備えた若手という感じ。敵役のハビエル・バルデムはまたか、というイメージで日本で言うと香川照之かな(笑)
全体的な流れとしては特に驚くべきところはなく、ファンはそれなりに楽しめるはず。ただ俺のようにもう飽きつつある人が見ると、もう途中からかなり苦痛。
日本での興行収入は67億円と、シリーズ最低を記録。俺と同じこと思ってた人多いのかな。


監督:ヨアヒム・ローニング/エスペン・サンドリム
出演:ジョニー・デップ、ブレントン・スウェイツ、カヤ・スコデラリオ、ハビエル・バルデム、ジェフリー・ラッシュ、ポール・マッカートニー
2017年  129分
原題:PIRATES OF CARIBBEAN:DEAD MEN TELL NO TALES