季節性インフルエンザの予防接種を受けようと思い、病院(2件)に電話したところ、もうすでに、ストックがないので、予約を入れられない、と言われてしまいました。

保健所の話ですと、2,200万人分のワクチンがあり、メーカー(生産者)が都度都度、問屋を通して、流通させている、という事なのですが、2つの病院については、両方共に、在庫なし、という事でした。

え~、どうすればいいの~!

厚生労働省に確認。

季節性インフルエンザのワクチンについては、例年の8割供給ではあるが支障はない、との話。

8割の理由は、メーカー(生産者)が新型インフルエンザのワクチンを製造しているからだという。

製法が同じなので、同じ工場で、2つのワクチンを作っているというのが実態らしい。

病院のワクチンの仕入れをする方法として、大きく2つあるようですが、1つ目は一括仕入れ、2つ目は都度都度仕入れ、ということ。

私が、電話した病院2件は、前者の一括仕入れタイプらしく、以後の入荷はありません、という事でしたが、ユーザー側の国民としては、この方法は、とても困った方法であり、不安を煽られる方法とも言えそうです。

季節性のワクチンすら、いつものかかりつけの病院で接種できない、わけですから、不安になると思うんですよね。

厚生労働省も保健所も、ワクチンの在庫のある病院を探して下さい、という事でしたが、11月にも入らない段階で、もう予防接種を受けられない、というのはあまりに厳しい状況です。

新型のワクチン接種スケジュールですが、以下のページで確認できます。
(pdfファイルです)

http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/dl/infu091002-12.pdf


5ページに、接種スケジュールの目安という表がありますが、高校生より上で、高齢者より下の年齢層に関しては、基本的に3月いっぱいくらいまで、新型のワクチンは接種できない、という事になっているらしいです。

ある程度、健康な19歳~64歳の人については、とにかくうがいをして、手荒いを励行し、マスクで防備して、4月まで新型にかからないように用心してね、という国の方針らしいです。

ニュースによれば、「新型インフル新規患者、100万人突破」と出てますし、ますますワクチンの需給が逼迫していきそうな情勢みたいです。

早めに、季節性に関しては、在庫のある病院で接種した方がいいみたいですね。