「決着」と「解決」という言葉の違いについて考えてみました。

一見、どちらも似た言葉ではないか、って思いますが、私は個人的には違うように感じます。


◆決着:物事のきまりがついて終わりになること(大辞泉)

◆解決:疑問のあるところを解きほぐして、納得のいくようにすること(大辞泉)


辞典では、こういう解釈がされているようです。

決着というのは、ある一定のところで折り合いをつけること、というふうに捉えることができると思います。

それに対して、解決というのは、ある一定のところでの折り合いでは収めることができず、かなり精度の高い点において、了解が得られないといけない、という雰囲気があるように感じます。

これは、あくまで主観的な感想です。

日常の中で、問題が起きた場合、得てして、「解決」を求めてしまう場合が多いと思います。ともすれば、完璧な解決方法を模索し始めたりもします。完璧な解決方法があればいいのですが、日常で起きる諸般の問題は、大抵、解決困難な場合が往々にしてあります。

そういった場合に、「解決せねば!」と、肩に力が入ってしまうと、迷宮に彷徨ってしまったりします。そして、・・・・・焦りと共にストレスを感じ、永遠の旅人を演じてしまうこともあるでしょう。

そういった問題に対して、ある程度、真剣に考え、そして、一定の妥協点を模索できたのならば、その妥協点において折り合いをつける、これが大事なのではないかと思います。

グローバル化社会という風潮に煽られて、解決できる人が出来る人、みたいな雰囲気にあるようですが、自分が自分らしくない状況に追い込んでまで、必殺解決人になる必要はないように感じますが、いかがでしょうか?



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