コロナウイルス蔓延に伴い | ナニワのド根性物語

ナニワのド根性物語

~どん底から這い上がる!?社長の奮闘記~

まさかこんな事態になろうとは誰が想像しただろう。

 

景気が上がりつつあったところ急にその腰をポキっと折られた。

 

特に大阪は2025年の万博とほぼ確定と言われるIRで

 

さらに多くの建設ラッシュと海外からの渡航者で

 

各企業とも業績は好調でまさに『バブル前夜』といった様相だった。

 

ところが2020年初頭、コロナウイルスが発生。

 

海外からの観光客がいなくなり、4月にはとうとう緊急事態宣言が発令。

 

景気は急降下し現在に至る。

 

 

 

当社でもこの状況のあおりを受けており、売上は前年比の7割程度になっている。

 

もちろん観光業や飲食業、イベント関連業に比べるとまだまだましだが、

 

日々の売上で毎月の経費を払っている中小零細企業にとって3割減は現状を保てない。

 

そこでまず減らせる人件費を減らした。

 

当社はアポイントを取って営業に行くスタイル。常にアポインターさんがいてくれる。

 

またアポインターさんのリストを作成する事務員さんもいた。

 

大きな会社では無いのでアポインターさんは5名、事務員さんが1名在籍していたが

 

この度退社頂いた。

 

 

これで私は妻と二人になり、振り出しに戻ってしまった。

 

できれば日々頑張ってくれているアポインターさんや事務員さんの雇用を守りたかった。

 

完全に売上がないわけではなかったので雇用調整や緊急融資をしてでも守る選択もできた。

 

でも私は『もう一度振り出しに戻る』という判断をした。

 

この判断が正しかったのかどうかはわからない。

 

またまだまだ続くだろうこのコロナショックに対して重要な決断が日々迫られる。

 

このまま事業を行っていくのか

 

それとも新しい事業を展開した方がいいのか

 

景気が一気に冷え込む中でまさに命運を分ける決断となる。

 

まさかこんなことになるとは。