主人から
学年主任に
体調不良の原因が分かったと
連絡をしたのだが
どういうことか
あまり良い反応では無かった
それどころか
『医者に行っても意味がない
医者に行って良くなった人を知らない』
とまで言われたそうだ
更には
『お母さんとも直接話がしたい
遅くても良いから仕事から帰宅したら
電話して欲しい』
とまで言うのだそうだ
(学年主任は学校用の携帯を
常に持っている)
やっと原因が分かって
治療が始められるというのに
長く苦しんだ症状から解放されて
他の子と同じように
高校生活を送れるようになるのに
この学年主任は
何を言っているんだろう?
理解できない
私は
そんな話は受け入れられないと
電話をかけなかった
逆に電話をすれば良かったのか?
その頃は悩んだ
でも今はこう感じる
たとえかけたとてお互い譲らず
話が平行線で終わったと思う
この学年主任は自分が全てで
自分のする事だけが
正しいと思っている
そう言う人間のように思う
そして
2月の初旬
担任から着信があり
『明日で欠時が切れる教科があります』
と突然電話で言われたのだ
おかしい
こちらは
まだ余裕があると聞いていたのに
結局翌日も体調が悪く
その教科には出席出来なかった
学年主任がやってきた
通信制高校を探すように言ってきた
それも
『新年度から通えるように
今すぐ転出の手続きを急がないと』
とせかしてきた
手続きには時間がかかるのは
わからなくもないのだが
、、、
私と主人はもう一度
原級留置が出来ないのか聞いてみた
が何度聞いても
たとえ本人が望んでも
学年主任は
ダメなのだと言う
『同い年の子が進級して
自分は年下の子と過ごす事が
耐えられないからダメなのだ』
と言う
学年主任は言った
『ダメなんだ!ダメなんだ!ダメなんだ!』
頭を激しく前後させ喚く様に
私は驚いた
異様な感じがした
私たち夫婦は
年齢がいってから子供を授かっている
学年主任の様子に
違和感を覚えつつも
今の高校は留年は出来ないのかと
自分たちの時代とは
仕組みが変わったのかと
そう思って
学年主任の言う事を受け入れてしまった
通信制高校をいくつか
候補を絞り
転学に向けて動かねばならない
辛い作業だった
子供も辛かったろうと思う
自分を責めていた
登校しないのが悪いと
泣いて泣いて
自分を責めていた
起立性調節障害で体調が
悪かったからなのに
行きたくても行けなかったのに
そんな中
学年主任は
転学の手続きのために
家庭訪問をしたいと言う
そして担任も同行させたいと
言ってきた
手続きであれば
わざわざお越しいただかずとも
こちらから学校へ伺うのが筋であって
家庭訪問の必要はないと思う
ましてや私は
あの担任には
会いたくないし
家に上がられたくもない
学校へ伺って手続きすると
何度か申し入れたものの
学年主任は聞かず
結局
家へ来ていただく事になった
もしかしたらそれは
私たちへの配慮だったのかもしれない
(学校で手続きしたかったのが
正直なところです
私はもう学年主任に
家に上がられたくもない
あの気味の悪い呟きが
頭から離れない)
担任の同行はお断りした
ところが一転
数日後
学年主任から連絡が入ったのだが
欠時が切れていなかった
集計を間違えていた
と言うではないか
子供は転学を伝えて以降
体調不良に加えて
自分を責めてばかりで
登校できていない
その間の欠時はどうなるのかと
聞いたところ
学年主任は
『学校側の責任もあるので
進級出来るよう私から校長に掛け合う』
と言ったのだ
3年生への進級が決まった