僕の、ここ2、3年の間、とても素敵な出逢いが多くて、僕は人に恵まれて生きていると想った。
つい最近も、なんだか清潔で、心地良さが漂う人とめぐり会った。
そんな日は、世界が輝き出す。
人は人に、知らぬ間に心を助けられて生きているんだぁ。
あをや
『を』にしてみた!
さて、昨日のおとんの話をする。
昼の3時くらいに電話がなった。おとんからだ。
おとん『またやってしもたわ!』
僕『どうしたん?』
おとん『車が見たあたらへんねん、、、』
僕『どこで?』
おとん『城陽のアルプラザで。駐車場広いやろ?もう1時間以上、探し歩いてるねん、、、』
おとんは85歳だ。僕は右京区にいたので、行くわけにもいかない。
僕『鍵のボタンで、開けるを押しながら歩いたら、車が光るから、押してみ!』
おとん『それがな、鍵を落としたらあかん思って、車のシートに隠してきてん!』
そんな余計な気は回るのだ。それで車の置き場所を忘れているおとん。
僕は仕方なくアルプラザに電話をして、こう言った。
『今、85歳の父が駐車場で車見つからない言うて、1時間以上歩き回ってます。ちょっと助けてあげてくれませんか?車のナンバーは何々です。』
すると対応してくれた女性の杉浜さんという方が気持ち良かった。
『分かりました。すぐに警備員の方に行ってもらいますね!お父さんは駐車場のどの辺りにおられますか?』
おとんにその事を伝えようと電話したけど、おとんはすぐに保留のボタンを押してしまう。
、、、しばらくたってから出ますので、、、
というアナウンスが流れる。5回しても5回とも保留を押すおとん。
、、、しばらくたってから出ますので、、、
しばらく待っても出えへん!
テンパってしまって、出てるつもりが、切るのボタンを押してしまっているのだ。
僕に電話があってから半時間が過ぎた。もう一度アルプラザに電話したら、杉浜さん、
『今、ちょうどお父さんも車も見つかりました!』
僕は何度もありがとうを伝え、胸を撫で下ろした。
おとんに電話して、あったんやろぉー?て言うと、僕におとんは、
『ありましたっ!』
と、僕に使った事のない敬語でハキハキと応えた。たぶん、警備員さんにお礼を言ったところだったので、
テンパっているおとんは、そのまま僕にも、ありましたっ!と応えてしまったのだろう。
おとぉん、そろそろ免許、返上しよかぁ?
皆様、素敵な週末を☆
嵐山あおや